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ikadoku

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どう伝えればわかってもらえるのか? 部下に届く 言葉がけの正解

2020年06月11日
リーダーシップ 0

どう伝えればわかってもらえるのか? 部下に届く 言葉がけの正解

満足度★★★★
付箋数:26

著者の吉田幸弘さんから献本頂きました。
ありがとうございます。

あなたの言葉は、あなたの部下に
本当に届いていますか?

単に言葉として「言う」だけでは、
本当に伝えたことにはなりません。

 ・思っていたことと違う伝わり方に
  なってしまった
 ・何度言っても変わらない
 ・伝えたことと違う動きをされて
  困った

こういったミスコミュニケーションが
起こるのは、伝えたつもりが
本当は伝わっていなかった証拠です。

思ったように伝わらないのは、
「言葉のかけ方」に原因があります。

では、どのような「言葉がけ」を
すると、本当に部下を動かすことが
できのでしょうか?

本書は、部下の成長の促進剤となる
「言葉がけ」を39項目にまとめた本。

 「言葉は “武器” にもなるし、
  “凶器” にもなります。
 いい言葉は部下のモチベーションを
 上げ、成長を加速させます。
 その一方で、言葉が部下との
 信頼関係を壊してしまう例は枚挙に
 暇がありません。」

優れたリーダーは、「いい言葉」を
持っています。

例えば、同じ間違えを繰り返す部下に、
どんな言葉をかけていますか?

「なぜ間違ってしまったのかな?」

こう聞くと、「なぜ」は間違った部下に
焦点が当たるのでよくありません。

「何が原因で間違ってしまったのかな?」

このように「何が」と聞いたほうが、
モノに焦点が合っているので、
部下としても話しやすくなります。

しかし、実はここ聞き方でも足りません。

それは間違った原因が部下にあると
断定して聞いているからです。

本当に部下を動かすことのできる
リーダーは、間違った原因がリーダー
にあると仮定して聞きます。

部下は、リーダーの前では間違いに
至った原因や経緯をあまり積極的に
言おうとしないものです。

そのため、リーダーは意識して、
部下が間違いの原因を言いやすく
なるように導く必要があります。

そこで、間違えたのは部下側の問題
ではなく、リーダー側の伝え方に
原因があるように接します。

「私の伝え方が悪かったかもしれない。
どのように伝えればよかったと思う?」

この聞き方のように、部下が間違った
原因を言いやすく、相談しやすい状況を
つくることが大切です。

本書の「言葉がけ」からもう1つ例を
紹介しましょう。

何でもかんでも聞いてくる心配性の
部下を独り立ちさせたい。

こんな部下には、どのような言葉を
かけたらいいのでしょうか?

「自分の判断で進めていいよ」

このように伝えても、部下の行動は
変わりません。

なぜなら、部下は「そうは言っても、
間違ったことはしたくない」と考える
からです。

そして、部下が違えるかもしれないと
考えるのは、「判断していい部分・
権限の範囲が不明確」だからです。

そこで大切なのが、「○○以外は
自分で考えよう」と判断基準を明確に
することです。

部下に考えさせる判断基準を与え、
たとえ間違ったとしてもすぐに
否定せず、部下が判断して行動した
ことは叱責しないようにします。

本書は、部下のタイプ別に
「言葉がけ」をまとめているので、
リーダーが欲しい解決方法がすぐに
見つけやすくなっています。

この本から何を活かすか?

本書は吉田さんが実際に3万人以上の
リーダーに接してきた中で、
多かった悩みを中心にまとめています。

そのため、あなたが持つ部下の悩みも
きっと見つかるはず。

しかし、1点、吉田さんから注意が
添えられています。

それは、一度に多くのことをやろうと
しないこと。

まず1つに絞って試し、それがうまく
いったら、また次に1つ試す。

それが確実に成長するためのコツです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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