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ikadoku

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面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。

2020年06月01日
アイディア・発想法・企画 0

面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。

満足度★★★★
付箋数:25

 「この本のタイトルは『だから僕は、
 ググらない。』だけれども、
 僕はインターネット検索をしない
 わけじゃない。いや、むしろ、
 ものすごく検索するほうだと思う。
 ただ、検索する前にやっている
 ことがある。実は、検索で手に入る
 情報よりも、もっと広がりや奥行き
 のある情報を簡単に手に入れる
 方法があるのだ。それが妄想だ。
 妄想で手に入るイメージは、
 検索では見つけられない。
 だから僕は検索の前にさんざん
 妄想する。そして、それが癖に
 なっている。」

何かを考えなければならないときに、
とりあえずネットで検索する人は
多いでしょう。

いろいろな参考資料や前例が検索で
見つかるので、考え出すきっかけに
なるからです。

しかし、本書の著者、作家・広告制作
企画者の浅生鴨さんは、検索は後から
するようにしているそうです。

便利だからこそ、すぐ手を出さない。

検索はあまりにも便利すぎて、
自分で考えることを忘れてしまい
そうになるからです。

求めているものが、正解のあるもの
なら、検索して見つければいい。

しかし、正解のないものを求めている
なら、自分の頭で妄想して、
仮説やアイディアの種を見つけてから、
検索するようにします。

それが浅生さん流の発想術。

ただし、問題解決をするときだけ、
妄想すればいいものではありません。

 「目の前に課題が用意される前から
 妄想を繰り返し、思いついた断片を
 頭の中に溜めておく。溜まったあとも、
 さらにしつこく妄想を繰り返す。
 きっと、それが考えるということ
 なのだ。」

それでは、浅生さんはどのように
妄想しているのでしょうか?

実際、妄想は頭の中でやること
なので、外から見ていてるだけでは
何をしているかわかりません。

そこで、本書では、浅生さんが、
いつも頭の中でやっている妄想の
方法を書き出して解説します。

 ・しつこく「なぜ?」を繰り返す
 ・「もしそれがなかったら」と考える
 ・モノの数を増やしたり、減らしたり
 ・モノの大きさを変える
 ・同じ形のモノを見つける
 ・同じ色のモノを連想する
 ・時間や場所をズラして考える
 ・流すBGMを変える

本書では、具体的な妄想方法を
2つの章にまたがり説明しています。

上に挙げたのは、「その1」に
書かれていた妄想方法です。

ところで、そもそも何のために
考えているのかというと、課題を
具体的に解決するためです。

ですから、アイディアも頭の中に
あるだけでなく、具体的に外に
出す必要があるのです。

 「アウトプットをしない限り、
 それはまだ何ものでもない。
 デタラメでもいいから、ラフでも
 いいから、まずは文字や音や絵に
 することで、ようやく足りない
 ものがわかってくるのだと思う。
 だからまずは書いてみる。」

妄想からのアウトプット。

それが「面白い! 」アイディアを
生み出す発想術です。

この本から何を活かすか?

私たちは、問題を与えられると、
つい正解を探そうとしてしまいます。

現実の問題はクイズではないので、
あらかじめ正解が決まっている
わけではありません。

正解は探すものではなく、作るもの。

問題を与えられたときに、単に回答を
持って行くことから意識を広げます。

 「こっちのほうが本当の問題では
 ありませんか?」

新しい「質問」を持っていこうと
意識すると、ものの見方も変わって
くるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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