活かす読書
ikadoku

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1%の努力

2020年05月08日
人生論・生き方・人物・哲学 0

1%の努力

満足度★★★★
付箋数:26

  「今回の本は、限界までは僕自身が
  書き、残りは2年の歳月をかけて
  編集の人に話を語った。
  僕なりの “1%の努力” はした
  つもりだ。残りの99%を編集者の
  種岡さんに任せることにする。」

要するに、タイトルにある通り、
ひろゆきさんは本書の執筆に関しても
1%の努力しかしなかったということ。

これを読んで、「自分で努力して
書いていないのはけしからん」と
思う人こそ読んだ方がいい本です。

しかし、残念ながらひろゆきさんと
分かり合うことは決してないでしょう。

  「人生の選択肢が目の前にある
  ときに、どういう基準で考えるのか
  は人それぞれ違う。
  そこには、 “判断軸” が存在する。
   “考え方の考え方” みたいな部分だ。
  これについては、僕の経験をもとに
  教えられるのではないかと思った。
  できるだけ長期的な目線を持ち、
   “よりよい選択肢をとる” という
  クセがつくように、根っこの部分
  を書いた。それが、この本だ。」

ひろゆきさんの根本にある考え方は、
「死ぬまでにできるだけ楽しく
暮らすほうがいい」ということ。

それを実現するために本書では、
7つのエピソードを中心に
ひろゆきさんの考えを語ります。

最初に紹介されているのは、
「エッグスタンド」の話です。

食卓にエッグスタンドがある家庭を
見て、あなたはどう思いますか?

エッグスタンドとは、食卓テーブルの
上に置く、卵を置くためだけにある
器です。

エッグスタンドぐらい、食卓に
あるのが当たり前と思うのか。

エッグスタンドがあるような家庭を
羨ましいと思うのか。

あるいは、そんなムダな物がなくても、
卵を置くには小皿で十分と思うのか。

ひろゆきさんの考えは3つ目。

エッグスタンドはムダという考えに、
同意できる人も多いでしょう。

ひろゆきさんが、この話をしたのは、
他人と比較したり、人を羨むことで
自分のやりたいことを見失わないため。

子どもを有名校にお受験させる。
飛行機はファーストクラスに乗る。
家に大きな庭がある。

他人のこんな話を聞いたときに、
それが本当に自分が欲しいものかを
見極めず、なんとなく羨ましいと
思う必要はありません。

自分にないことに引け目を感じる
必要もありません。

子どものお受験=エッグスタンド
ファーストクラス=エッグスタンド
大きい庭付きの家=エッグスタンド

こう置き換えて考える。

すると、それがさも当たり前の
ように語る人に対して、劣等感を
抱かずに済みます。

ひろゆきさんは、世間的に
「それ言ってはいけない」または
「言いにくい」という空気が支配
していても、自分の考えをスバリと
言います。

そういったポジショニングは、
堀江貴文さんと共通するところが
あります。

しかし、ひろゆきさんは、無用な
敵は作らず、国家権力とはうまく
付き合いました。

「2ちゃんねるはけしからん」と
叩かれても、検察を敵に回さず、
捜査に必要な協力をしてきました。

それはプライドなどに惑わされず、
自分の幸福のために何がベストかを
考えて、判断してきたからです。

本書は、同調圧力に屈しがちな人や
空気を読みすぎて苦しい人には、
もっと違う生き方があることを
示してくれます。

この本から何を活かすか?

「1%の努力」だけで生きていく
ために必要なのは、制度に関して、
徹底して「調べる」こと。

例えば、ふるさと納税。
例えば、iDecoやNISA。

これらは、やらないと損をする
国が用意してくれた制度です。

面倒だと思わず、1%の努力で、
調べてから、始めるべきでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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