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ikadoku

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ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である

2020年04月20日
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ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である

満足度★★★★
付箋数:26

  「あなたはなぜ年をとるのか。
  それについて知っていることの
  すべてをこれからお教えしよう。
  そして、残された人生を、
  少なくとも脳にとって充実した
  ものにするための方策を、脳科学
  に基づいて探求していこう。」

人生100年の時代と言われています。

しかし、100年生きても、ある程度の
健康が維持できていなければ、
快適に過ごすことはできません。

特に、年を取ってから「脳の健康」
を維持することは、誰にとっても
非常に重要なテーマです。

本書の目標は、寿命と老後の健康を
コントロールする生物的装置に
油を差し続けることのできる
ライフスタイルを生み出すこと。

本書は、「ジェロサイエンス」の本。

ジェロサイエンスとは、「老化の科学」
と呼ばれている分野です。

脳がどのように年を取るかを説明し、
加齢による脳の衰えを減らす方法を
解説します。

著者は、米国の分子発生生物学者の
ジョン・メディナさん。

人間の脳の発達や精神障害の遺伝学
的研究を専門とする方です。

メディナさんは、老いない脳を
どのように作っていくかを、脳科学に
基づいたルールを示します。

その10のブレイン・ルールがこちら。

 1. 友だちを作ろう。
  友だちになってもらおう

 2. 感謝する習慣を身につけよう

 3. マインドフルネスは脳を静める
  だけでなく改善する

 4. 学ぶのに、あるいは教えるのに、
  遅すぎるということはない

 5. 脳をテレビゲームで鍛えよう

 6. 「私はアルツハイマー病に
  なったのか?」と疑う前に、
  探すべき10の兆候

 7. 食事に気をつけて、運動しよう

 8. 思考を明晰にするために、
  十分な(しかし、長すぎない)
  睡眠をとろう

 9. 永遠に生きることはできない、
  少なくとも今のところは

 10. 引退は絶対にやめよう、
  そして、郷愁を大切にしよう

このルールだけ見ると、一般的な
既知のことだけが書かれている
ような感じがします。

しかし、本書には科学的根拠と、
より具体的な対策が書かれています。

例えば、No.3のマインドフルネス
について。

ストレスは、生物学的には、
私たちの危険を回避するためのもの。

そのため、ストレスは本来、
一時的なものと想定されています。

しかし、そのストレス状態が、
長く続くと、脳のシステムは損傷を
受けてしまいます。

そのストレスを緩和するのに、
効果的なのがマインドフルネス瞑想。

マインドフルネス瞑想で、過去や未来
より、現在の脳に意識を集中させると、
ストレスは減り、認知機能が向上します。

扁桃体がむやみに騒がなくなり、
ストレスが減るのです。

更に、紡錘細胞(フォン・エコノモ・
ニューロン)を活性化し、注意力を
高めます。

  「脳は、愛情を持って手入れすれば、
  いくつになっても器用さと柔軟さを
  維持し、豊かな想像力を保つことが
  できる。
  友人を増やしたり、感謝していること
  を書きだしたり、外国語を学んだり、
  ジグダンスであれ何であれ習ったり
  するのに、遅すぎることはない。」

本書のアドバイスは、年を取ってから
取り組むのではなく、若いうちから
身につけておきたい習慣です。

この本から何を活かすか?

メディナさんは、老化と脳について
だけでなく、子どもの脳てについても
本を執筆しています。

 『絶対に賢い子になる子育てバイブル

子育て真っ最中の方や、これから
育てが始まる方は、こちらも併せて
読むと良いでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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