活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

頭がいい人の読書術

2020年04月01日
読書法・速読術 0

頭がいい人の読書術

満足度★★★
付箋数:23

  「私はこれまで優に1万冊以上の本を
  読み(インプット)、7000冊以上の
  本を記事化する(アウトプット)作業
  を繰り返してきました。ここ数年は、
  1年に1000冊の本を読み、400本の記事
  を書いています。」

本書の著者は、コラムニスト、著述家、
明治大学サービス創新研究所研究員の
尾藤克之さん。

尾藤さんは、1日10分で1冊の本を読み、
30分で記事にする習慣を、この10年間、
毎日続けているそうです。

なぜ、そんなことが可能なのでしょうか?

それは「3分の1リーディング」という
テクニックを使っているから。

そもそも、本は書いてあることを全部
読まなくてもかまわないというのが、
大前提です。

特にビジネス書の場合は、「はじめに」
「おわりに」「第1章」を読めば、
およそ内容の7割はつかめます。

それは、本の内容も「パレートの法則」で、
成り立っているから。

パレートの法則とは、2:8の法則とも
呼ばれ、重要な2割を押さえれば、
全体の8割を把握できるとする考えです。

尾藤さんが教える読書テクニック、
「3分の1リーディング」は、もう少し違う
読み方を加えています。

  「ほとんどの本は、ページの上部分の
  3分の1を読むだけでも、ある程度の内容
  を理解することができます。
  私が本を読むときは、ページの上部分の
  3分の1程度を読んで、そのまま左に読み
  進めます。」

なぜ、上部分の3分の1を読むだけで、
理解できるのでしょうか?

それには、いくつかの理由があります。

まず、1つ目はこれまでに読んできた
文章のパターンを脳が覚えていて、
内容を勝手に補足しているということ。

これまでにその分野の蓄積がある人ほど、
補完効果が高くなります。

そして、2つ目の理由は、人間の視野の
広さによるもの。

私たちの視野は、思った以上に広く、
3分の1しか読んでいなくても、
実際には50%程度は視野に入っている
と考えられます。

3つ目は、「タイポグリセミア現象」に
よる効果です。

タイポグリセミア現象とは、文章中の
単語を構成する文字を並べ替えても、
その文章を問題なく読めてしまう現象。

要は、文章中の最初と最後の文字さえ
読めていれば、その文章が読めている
状態になります。

ちなみに、 タイポグリセミア現象は
学術的な名称ではなく、「誤植(Typo)」
と「低血糖(Hypoglycemia)」を
組み合わせた造語のようです。

これらの理由により、上部分の3分の1
を読むだけで、およその内容を把握する
ことができるのです。

特に一般的なビジネス書は、結論を
先に書くスタイルを取っているので、
文頭の主語と述語さえ確認できれば、
文意が理解できるのです。

ただし、尾藤さんの読書術で最も肝心な
ことは速く読むことではありません。

一番重要なのは、「アウトプットありき」
で本を読むことです。

  「もし、本を月に100冊読んでいたと
  しても、読んだ内容や感想を、
  人に話したり、文章に書き起こしたり、
  アウトプットできないと、あまり有益
  な読書とはいえないでしょう。
  アウトプットできてはじめて、
  本の内容が自分の血となり肉となり、
  自分のものになります。」

私自身も本を読んで、ブログで内容を
紹介していることもあり、尾藤さんの
考えには、大いに同意できました。

この本から何を活かすか?

私自身が、1冊の読書かけている時間は、
およそ60~90分程です。

ただし、2回(2日)に分けて読んでいます。

1回目は、たいてい昼御飯を食べながら、
全体をザーッと流し見て、興味ある部分に
付箋をペタペタと貼っていきます。

これが20分程度。

2回目は、翌朝、付箋を貼った部分を
中心に読み込んでいいきます。

これが30~60分程度ですが、面白い本だと、
つい引き込まれ、2時間ぐらいかかって
しまうこともあります。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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