活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

西村式中学受験 小4~小6で差をつける 難関校合格のすごい勉強習慣 受かる子・受からない子の違いは「スピーディー&スロー」学習法

2020年01月16日
勉強法 0

西村式中学受験 小4~小6で差をつける 難関校合格のすごい勉強習慣 受かる子・受からない子の違いは「スピーディー&スロー」学習法

満足度★★★
付箋数:20

著者の西村則康さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

「算数の問題」の解き方を見ると、
あなたのお子さんの将来がわかります。

また、あなた自身の算数の解き方が
どうだったかも思い出してみてください。

算数の問題を次のような解き方を
していませんか?(していませんでしたか?)

 算数の問題を与えられると、
 問題文を読み始めると同時に、
 手を動かして計算を始める。

もし、そんな解き方をしていたなら、
お子さんが中学受験するしないに関わらず、
本書に目を通した方がいいかもしれません。

本書は、難関校向けの中学受験の本ですが、
そのために養った力は、人生を左右し、
大人になってからの成功にも関わります。

著者は、カリスマ家庭教師として活躍し、
プロ家庭教師集団「名門指導会」の代表を
務める西村則康さん。

本書では、中学受験に挑むお子さんを
2つのタイプに分類しています。

1つ目は、「スピーディーな学習」ができる
基本的な処理能力が高いタイプ。

スタートダッシュが早く、器用に何でも
こなします。

このタイプを本書では「アタフタさん」
と呼んでいます。

2つ目は、「スローな学習」をするタイプ。

こちらは、問題文をじっくり読んだり、
自分の手で式や図を書いたり、
自分自身に問いかけながら解くので、
あまり感度のいい子には見えません。

本書では、「スピーディー学習」と
「スロー学習」の両方ができるタイプを
「ちゃくちゃくさん」と呼びます。

実は、中学受験の進学塾に通っている
お子さんの8割が「アタフタさん」だと
言います。

このタイプは、入塾当初はぐんぐん
成績が伸びますが、次第に頭打ちになり、
受験前には成績が下がってしまう子も
多いようです。

一方、「スロー学習」中心のお子さんは、
後半の伸びがすごいようです。

なぜなら、スロー学習を続けていると、
「なぜそうなるか」をじっくり考える
習慣が身につき、考える道筋を
再現できるようになるからです。

つまり、正解への道筋を自力でたどる
力を養っているのです。

冒頭の算数の問題の解き方に戻ると、
問題を見た瞬間にとき始めるのは、
「アタフタさん」の大きな特徴です。

問題文を少し読んだだけで、
「たぶんこれは○○算のはずだ」と
当たりをつけて計算を始めます。

しっかりと条件を全部読まずに、
数字だけを拾って問題を解く習慣が
見についているのです。

このタイプの子は、大人になっても、
仕事のとっかかりは早いので、
働き始めは「デキる」印象があります。

しかし、だんだん仕事に慣れていくと、
条件を見落として、大きなミスを起こす
ようになります。

また、器用に仕事をこなしますが、
パターンにないような、新しい仕事を
自ら作り出すことは苦手です。

そのため、年数が経つと徐々に、
成果が出せなくなっていきます。

とは言ってもスピード学習自体が、
ダメなわけではありません。

スピード学習は、中学受験でも、
その後の人生を歩んでいく上でも
身につけておくべき能力です。

本書は、スピード学習もスロー学習も
両方できる「ちゃくちゃくさん」に
なることを目指します。

小4~小6までの過ごし方を詳しく
解説した、難関中学の受験本ですが、
一生に関わる力を身につけられる本だと
感じました。

この本から何を活かすか?

「アタフタさん」チェックリスト

 □ケアレスミスが多い
 □問題文をしっかりと読まずに解き始める
 □不機嫌にイライラしながら学習している
 □わからない問題に出くわすとすぐに
  あきらめてしまう
 □よく当てずっぽうの答えを書く
 □「なぜ、こう書いたの?」とたずねると
  屁理屈を言ってキレ気味になる
 □ノートや解答用紙に書かれた文字や
  数字が雑
 □書くことを面倒がる

これらの3項目以上に当てはまっていると
要注意です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント0件

コメントはまだありません