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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ビジネスエリートが実践している 異文化理解の全テクニック


ビジネスエリートが実践している 異文化理解の全テクニック

満足度★★★★
付箋数:26

グローバル化の進展で、かつてないほど
外国人と接する機会が増えています。

今やビジネスをする上で、外国人との
「協働」は避けて通れなくなりました。

外国人と接するに当たり、真っ先に
思い浮かぶのは「語学」です。

しかし、語学より大切なことがある。

  「異文化のなかで働くためには、
  外国語を学ぶことももちろん大切ですが、
  それよりも大切なのがコミュニケーション
  ノウハウです。いくら外国語を勉強
  しても、その言葉を話す人々の考え方や
  価値観を理解しなければ、トラブルを
  引き起こす可能性があります。
  また、外国語の習得はそれなりの時間を
  要しますが、異文化コミュニケーション
  のノウハウは、その気になれば、
  すぐに身につけて実践することが
  できます。」

語学よりも大切なのは、「異文化理解」。

異文化理解は、知らなかったでは
済まされない、必須のスキルです。

よく「日本の常識は世界の非常識」と
言いますが、それではダメなのです。

本書の著者は、異文化人材マネジメント・
コンサルタントの齋藤隆次さんです。

齋藤さんは、これまで20カ国以上、
のべ5000人以上の外国人に接してきた
経験があります。

  「本書で取り上げたのは、私がこれまで
  仕事上でつながりのあった国や地域、
  及び(齋藤さんの)二人の子どもを
  通じて関わりのあった国々が中心です。
  また、本書に記した内容は、私個人の
  体験や見知に基づくものであり、
  当該国のすべての人々に当てはまる
  わけではないことをお伝えします。」

齋藤さんはこのように述べていますが、
本書では主だった国や地域は、およそ
網羅されています。

また、実体験を通じているからこそ、
借りてきた言葉ではなく、リアルな
アドバイスとして伝わってきます。

本書では、異文化理解の基本10項目を
説明した後、アメリカ、ヨーロッパ、
中国、イスラム諸国、ベトナム、
アジア諸国、インドの順で解説します。

アメリカや中国以外でのマナー等が
網羅されているのは有り難いです。

例えば、イスラムの人々との会話では、
どのようなトピックを選べばよいのか?

聞いてあげると相手が喜ぶトピックは、
イスラム教のことや歴史や文化について。

宗教の話題は避けたほうがいいのかと
思いましたが、そうではありません。

イスラム教徒の人々は、イスラム教に
誇りを持っていて、世界の人々にも
知ってほしいと思っているようです。

そのため外国人からイスラム教について
質問されるのは大歓迎なのです。

反対に聞かないほうがいいトピックは
イスラム教と他の宗教との優劣を
論じるような質問と政治に関する話題。

イスラム教徒は自分たちが信じる神が
唯一だと信じていますが、他の宗教を
否定しているわけではありません。

また、イスラム圏の国々のなかには、
封建制が残っていたり独裁体制が
敷かれている国も多くあります。

ですから、政治に関することは
話題にしない方が無難です。

アジアを中心にイスラム教徒の人口は
急激に伸びています。

その人口は2030年にはキリスト教を抜き、
2050年には世界人口の3分の1になると
見込まれています。

そのためイスラム教への理解も、
深めておいて損はない常識なのです。

本書は「教養」としての異文化理解を
短時間で身につけられる良書です。

是非、手元に持っておきたい本です。

この本から何を活かすか?

あなたは、日本の文化について外国人に
わかりやすく説明できますか?

日本には外国人が興味を持つ、
素晴らしい文化があります。

外国人は日本の文化を楽しむだけでなく、
その背景も知りたいと思っています。

  「外国人が強い興味を示す新旧日本の
  カルチャーについては、日本人として
  一通り知識を身につけておきましょう。
  外国のことを勉強するだけが異文化理解
  ではありません。」

外国のことを勉強するだけが、
異文化理解ではないようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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