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ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

2019年11月29日
コミュニケーション 0

神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

満足度★★★★
付箋数:28

職場、仕事関係、恋人、家庭、友人、
地域コミュニティ、SNS・・・。

私たちが生きていく上での「悩み」は
いたるところにあります。

しかし、その「悩み」の約9割は人間関係
によるものと言われています。

なぜ、人間関係で悩むかというと、
それは「相手」がいるから。

自分が思っていることは、なかなか
相手に伝わりませんし、思い通りに
相手は動いてくれないものです。

しかし、本書の著者、星渉さんは、
「どんな相手でも自分の思い通りに
動いてくれる伝え方」は存在すると
言います。

その方法が、本書の「神トーク」。

ベースになっているのは、
デール・カーネギーさんの世界的名著、
人を動かす』です。

しかし、星さんが『人を動かす』に
書いてあることを実践すると、
実際に上手くいくことと、
いかないことがあったそうです。

失敗をしてみて、『人を動かす』には
足りないものがあることに気づきました。

それが、「科学的根拠」です。

本書で紹介される「神トーク」は、
昔からある「人を動かす法則」から
心理学や脳科学の科学的根拠がある
ものを厳選して、アレンジしたもの。

特に、実際にトークや行動を使う
場面への実用的なアレンジが秀逸です。

いくら理論的に人を動かす方法でも、
それが実践しにくかったり、現実離れ
していると机上の空論になってしまいます。

星さんの「神トーク」のいいところは、
本当に使えるレベルまで落とし込まれて
いるところです。

人の心を動かすために、基本となるのは
次の3つの絶対条件です。

 1. 話を聞くに値する人と思われる
  日常での振る舞い
 2. 相手に「安心感」を与える
 3. 相手の「自己充実感」(承認欲求)
  を満たす

この3つを基本として、あなたが伝え
ようとするアドバイスや指示が、
相手が「自分で気づいた」と思う状態を
作り出します。

例えば、相手に「安心感」を与えるために、
相手を否定する言葉は使いません。

「でも」「だって」「えっ?」など
逆説的な意味がある反応も禁止。

相手の話を遮らず最後まで聞いて、
「そう思っているんですね」と
受け止めます。

そして、相手が自分と違う意見でも
「なぜそう思ったのか教えてもらえ
ますか?」と尋ねます。

この時に、腕や足を組んだり
してはいけません。

努めてこやかな笑顔で、
相手の話を聞きましょう。

そして、「私はあなたの味方
だから安心してください」と
言葉にして伝えます。

最後に、話をすべて聞き終わったら、
「他にもっと話しておきたいことは
ありませんか」という魔法のフレーズ
を使います。

これで、相手には絶対的な安心感を
与えることができます。

相手にとって欲しい行動があっても、
まず聞く耳をもってもらう。

最初に安心感を与えて信頼関係を
築くことが何より先決です。

その上で、相手に質問繰り返しながら、
あなたの意図することを相手に気づかせ、
自分で気づいたように導きます。

このとき、アドバイスを求めるように
聞いていくと、相手の「自己重要感」を
高めることができます。

本書では、これらが「神トレ」として、
1つ1つ実践しやすいトレーニングに
なっているのが有り難い。

いろいろな心理学・脳科学系の本が
出版されていますが、本書は最高レベルに
実用性が高い本だと思います。

この本から何を活かすか?

「好き」と伝えると、信頼度が増します。

しかし、いきなり職場で「あなたが好き」
と伝えると、セクハラと言われてしまう。

そこで次の方法で「好き」を伝えます。

 1. 「集団」を好きだと言う
  例)本当にこのチームのみんなが好き

 2. 相手の「行動」を好きだと言う
  例)最後まで諦めない姿勢が好き

 3. 相手の「モノ」を好きだと言う
  例)その靴の色、素敵ですね

相手の集団・行動・モノを対象にして、
「好き」という言葉を伝えます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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