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ikadoku

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結果を出すリーダーはどこが違うのか

2019年11月27日
リーダーシップ 0

結果を出すリーダーはどこが違うのか

満足度★★★
付箋数:21

大谷翔平選手がロサンゼルス・エンゼルス
でも活躍し、非常に注目されています。

その前にもダルビッシュ有選手や
田中将大選手らがメジャーリーグで
活躍しています。

もう少し遡ると、松井秀喜選手が活躍し、
イチロー選手は不動の実績を残しました。

では、日本人メジャーリーガーで、
一番すごいのは誰なのか?

評価にはいろいろな見方がありますが、
かつて小泉純一郎元首相は言っています。

  「松井もイチローもすごい。
  でも一番すごいのは野茂英雄だ。
  最初にアメリカに行って、日本人選手の
  メジャーへの道を切り開いた。」

この発言を聞いて、竹中平蔵さんは、
野茂選手をアメリカに連れて行った男も、
それに負けず劣らずすごいと考えています。

それがスポーツジャーナリストの
二宮清純さんです。

  「リーダーというのは、常に新しい
  ことにチャレンジします。すると必ず
  批判する人がいる。その批判を受けて
  困難な道を進むから、今日があるわけです。
  二宮さんがさまざまな批判を受けながらも
  日本人野球選手のメジャーへの道を
  切り開いたから、現在の大谷選手の活躍も
  あるのです。そういう意味で二宮さんは
  本当のリーダーだと思います。」

本書は、竹中平蔵さんが、これからの
時代に必要なリーダー像を探るために、
5人の方と対談した本です。

対談の相手は、小泉進次郎さん、
清水真人さん、出口治明さん、
二宮清純さん、井上智洋さんです。

目玉はなんと言っても、小泉進次郎さん
との対談でしょう。

進次郎さんがリーダーシップの中で、
大切にしている要素は「恩を忘れない」
ことと「人一倍がんばる」ことです。

例えば、父純一郎さんが総理大臣を
5年5ヶ月もの間続けられたのは、
竹中さんのおかげと考えています。

そのため、進次郎さんは竹中さんから
お願いされれば、できる限りのことは
やろうと誓っているそうです。

また、もう1つの信条については、
「小泉進次郎のことは気に入らない
けれど、がんばていることは認めて
やろう」と思ってもらえるように
心がけているようです。

いくら頭に数字が入っていようと、
難しいことをしていようと関係ない。

誰よりも走ること、誰よりもやること。

シンプルにそれに徹しているようです。

進次郎さんとの対談の中で感じたのは、
脇が甘くならないように、
かなり気をつけていること。

いつ寝首をかかれるかわからない
世界なので、それに対するリスク管理が
しっかりしている印象を受けました。

また、竹中さんは歴史家の梅原猛さん
の本『将たる所以―リーダーたる男の条件
を参考にして、リーダーシップの条件を
3つ挙げています。

 1. 自分の頭で考えて将来を洞察する
  力がある
 2. 洞察したことを自分の言葉で語れる
 3. 組織のメカニズムを理解し、
  組織を動かす力がある

「組織を作って、それを動かす力」は、
竹中さんの知る経済界の何人かの
リーダー達からも、「極めて重要」と
指摘されているようです。

本書は、これからリーダーになる人、
あるいは既にリーダーになっている人に
参考になる本だと思います。

この本から何を活かすか?

竹中さんが「リーダー」と聞いて、
真っ先に思い浮かべるのは、
やはり小泉純一郎さんです。

本書では、小泉純一郎さんのリーダー
としての特徴を3つ挙げています。

1つ目は、常に基本に立ち返って、
基本をたいへん大事にしてきたこと。

「Back to Basic」が最大の特徴。

2つ目は、強烈なパッションを
持っていること。

小泉さんには、「郵政民営化のため
に死んでもいい」というパッションが
ありました。

3つ目は、戦略は細部に宿る点です。

小泉さんには、すべてを把握できて
いなくても、キーポイントは絶対に
外さない才能があったようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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