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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60


思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60

満足度★★★
付箋数:21

  「同じものを見て、同じことを聞いても、
  人は皆それぞれ違うことを考えます。
  自分が行き詰まっているような状況に
  対して、思いも寄らない方法で突破
  していく人、想像もできないような
  ユニークなアイディアで状況を変えて
  いく人たちがいます。皆さんの周りにも、
  その人と一緒にいると思考がどんどん
  進んでいく、食い違った意見も不思議と
  まとまっていくという人たちがいる
  のではないでしょうか。
  一体そういった人たちは物事をどう見て、
  どうとらえ、どのように思考を進めて
  いるのか。考え方の質を高めることで、
  問題解決の質を高めることはできない
  のか。」

そんな問いに答えるべく、まとめられた
のが、60種の考えるための視点を集めた
本書、『思考法図鑑』です。

実際、考えるためのフレームワークや
テンプレートが、頭に入っている人と、
そうでない人では、アウトプットする
スピードに大きな差が出ます。

ですから、思考法の引き出しは、
多く持っておきたいものです。

本書では、5つのカテゴリーに分けて、
思考法を紹介します。

 第1章 思考の基礎体力を高める(10種)
 第2章 アイディアの発想力を高める(12種)
 第3章 ビジネス思考力を高める(12種)
 第4章 プロジェクトの推進力を高める(13種)
 第5章 分析力を高める(13種)

それぞれの思考法は、見開き2ページに
まとめられています。

左ページには、基本情報として、
その思考法を使う背景や目的、図解つきで、
テンプレートが紹介されています。

右ページには、その思考法を使った考え方が
ステップ・バイ・ステップで解説され、
また、思考のヒントも掲載されています。

こうした解説のページとは別に、
各章の最後には、実際に活用してみる
エクササイズのページが設けられています。

図鑑なので、1つ1つの思考法を詳しく
解説をしているわけではありませんが、
網羅性が高い本になっています。

ところで、そもそも本書では、どんな
ものを「思考法」と呼んでいるのか?

本書では次のように定義しています。

  「まず本書では、 “思考法” とは
   “問題解決を目的を目的として結論を
  導き出すために、考え方の道筋や方法を
  体系化したもの” とします。」

そして、本書では、それがどんな思考法
なのか(What)、なんのために存在するのか
(Why)、どうやって使うのか(How)の
3つの視点でまとめられています。

また、実際に本書の思考法を使う際には、
次の3段階を意識して活用することが
推奨されています。

 レベル1 自分の思考の型を意識する
 レベル2 自分の思考を拡張する
 レベル3 自分の考え方を持論化する

こうした段階を経ると、単にフレームを
知っているという知識から、本当に使える
知の技法へと進化するのです。

本書は2018年8月に翔泳社から刊行された
ビジネスフレームワーク図鑑』の
姉妹本です。

ビジネスフレームワークと思考法の
線引は、若干あいまいですが、
両方合わせると100種類以上もの
テンプレートが手に入ることになります。

図鑑として、手元に置いておく際は、
2冊とも揃えておくと便利です。

また、前著もそうでしたが専用サイトから
PowerPoint形式のテンプレートが
ダウンロードできるのがありがたい。

ただ自分の考えをまとめるだけなら、
手書きで考えた方がいいと思いますが、
資料にまとめる場合は、ダウンロード
したパワポが活用できます。

この本から何を活かすか?

「帰納的思考」と「アブダクション」の違い

事実から一般論を導く点においては、
この2つの思考法は似ています。

しかし、この両者には次のような
違いがあります。

例えば、木から落ちるリンゴを見た場合。

リンゴ以外の事象も確認した上で、
「すべての物体は落下する」という
一般論を導くのが帰納的思考です。

一方、「物体の間には引力が働いている」
という目に見えない因果まで考えようと
するのがアブダクションです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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