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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本


スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本

満足度★★★
付箋数:23

フォレスト出版の三上さんより
献本頂きました。ありがとうございます。

人前で話をするときに、「えー」「あー」
が、つい入ってしまう人は多いと思います。

少ない回数なら、あまり気にならず、
その人の人柄が出ていると、好意的に
受け取られることもあります。

しかし、「えー」「あー」の回数が
多過ぎると、いくら話す内容が良くても、
それが邪魔になって、内容が伝わりにくく
なってしまいます。

この2つの挨拶を比べてみると、相手に
与える印象の違いがわかるでしょう。

「えー」「あー」が多い挨拶
  「えー、本日はお日柄もよく、
  えー、清々しい天候に恵まれまして、
  皆様におかれましては、あー、
  ますますご健勝のことと、えー」

「えー」「あー」がない挨拶
  「皆さん、今日はとてもいい天気ですね。
  お元気ですか?
  元気に決まっていますよね!」

そう言えば学生時代に、「えー」を多発
する先生がいて、1回の授業で何回言うかを
数えた記憶があります。

そこまでヒドくなくても、「えー」「あー」
が多いと、聞く相手に次のような印象を
与えてしまいます。

 ・心が定まっていないと聞き手に思われる
 ・自信がない人と思われてしまう
 ・嘘をついていると思われる

本書は、タイトルの通り「えー」「あー」を
なくすための本です。

著者は、スピーチトレーナーとして
多方面で活躍する、高津和彦さんです。

本書では、「えー」「あー」などの無駄な
言葉のことを「フィラー」と呼びます。

フィラーとは学術論文でも使用される
用語で、「詰める」を意味する「fill」に、
「するもの」を意味する「er」が付いた
言葉です。

ところで、なぜフィラーは出てしまうのか?

高津さんは、次の3つの要素がフィラーが
つい出てしまう原因だと解説します。

 1. 心(感情・性格)
  緊張している、自信がない、
  カッコつけようとしている

 2. 思考
  話す内容が決まっていない、
  長い原稿を暗記している

 3. 声
  声が小さい、1センテンスが長い、
  滑舌が悪い

「えー」「あー」がない人の代表として
すぐに思い浮かぶのはアナウンサーです。

アナウンサーは、特に3つ目の「発声」が
鍛えられているので、フィラーが出ない
話し方ができるのです。

では、フィラーをなくすためには、
どうすればいいのでしょうか?

まず、大切なのは「フィラーを出さない」
と意識して話すことです。

そして、フィラーの出ない話し方を
身体に覚えさせ、意識しなくても
できるように、習慣化していきます。

本書では、そのためのトレーニング方法が
9つ紹介されています。

 Training1. 鏡前1分間スピーチ
 Training2. アナウンサーに勝つスピーチ
 Training3. 手話通訳者の身振り手振りを
       超えろ
 Training4. 声なし・身振りのみスピーチ
 Training5. 家中歩き回りスピーチ
 Training6. 誰かに聞かせる家スピーチ
 Training7. 単文スピーチ
 Training8. 相手に自分のスピーチを
       繰り返してもらう
 Training9. 写真を見て即20秒スピーチ

手軽に1人でできるものから、協力者を得て
実践するものまで、バラエティに富んだ
トレーニングが用意されています。

あまり「えー」「あー」がそれほど
気にならない人でも、少しトレーニングを
するだけで、今までより説得力のある
話し方が身につけられると思います。

この本から何を活かすか?

「えー」「あー」を言ってしまうのは、
日本人特有のものではないようです。

本書には、巻末に「英語のフィラー」が
掲載されていました。

Um Uh、Well、Like、 I mean、You know、
And、Let's see、Let me see・・・

これら語が入ると、ネイティブっぽい
印象を受けていましたが、あまり意味のない
つなぎ言葉なんですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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