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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復 最強の教科書


ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復 最強の教科書

満足度★★★
付箋数:22

  「私たちは疲れています。特に身体を
  休めても癒えない “脳疲労” が深刻です。
  デジタル社会はログカーブのスピード
  で脳に負担を与え、ストレスは脳を
  ネガティブな色に染めます。
  もう脳にはスペースが残っていない
  のです。疲れるのも当然でしょう。
  メンタルヘルスの問題と過労死の
  増加も必然です。
  本書では、脳、そして私たちの人生に
   “スペース(空白、余白)” を増やすこと
  で疲労を回復し、脳のパフォーマンスを
  上げるスキルをお伝えします。」

本書の著者は、ロサンゼルスで開業する
精神科の医師の久賀谷亮さんです。

久賀谷さんは、これまでダイヤモンド社
から2冊の本を刊行しています。

世界のエリートがやっている 最高の休息法
脳疲労が消える 最高の休息法

本書は、過去の本の内容と若干被りますが、
脳に「空白」をつくることをテーマにした
本です。

ところで、なぜ私たちは脳に空白を
つくる必要があるのでしょうか?

それは、現代が人類史上稀に見る
「脳過剰負荷」の時代になっているから。

その理由は2つあって、1つはデジタル
社会がもたらす情報過多です。

ヒトの脳はこの1万年で大きくなって
いませんが、インターネットの情報は
脳の記憶の2000万倍にもなっている
ようです。

もう1つの理由は、私たちが生活する
複雑な社会のストレスです。

ヒトの脳はストレスがかかると、
働きがオフになってしまいます。

それによりネガティブな考えや感情が、
縛られていた鎖から解き放たれるように
躍動し始めるようです。

これらの理由から脳を使う場所を減らし、
使わない「空白」を増やすことで、
疲労回復と脳全体のパフォーマンスの
向上を促します。

 第1章 脳を空白にする
 第2章 仕事を自分を切り離す
 第3章 自分を開放する
 第4章 空白を味わう

本書では、全部で44個の疲労回復の
ためのTipsが紹介されています。

それらはすべてエビデンスに基づいた
アドバイスです。

久賀谷さんは、100本を超える学術論文
に当たり、本書の疲労回復法を導き
出しています。

 ・行き詰まりを感じたら、考えを
  「滝」にたとえて逆から見る
 ・心がさまよってしまうなら、
  スマホアプリの配列を毎日変える
 ・仕事で追い詰められたら、
  他人に弱みを話す
 ・いつも周りに振り回されるなら、
  猫を飼う
 ・打たれ弱いなら、マラソンをする
 ・幸せを身近に感じたいなら、
  自然に触れる

Tipsだけをピックアップすると、
「なんで?」と思うものも多いですが、
これらはすべて科学的根拠に基づいた
アドバイスになっています。

ただし、それをやってみたいと思うか
どうかはまた別の話しです。

欲張っていくつもやってみようとせず、
まずは自分に合ったものを1つ、2つ
試してみるのがいいでしょう。

ここで頑張りすぎると、せっかくできた
脳の空白をまた埋めてしまうことに
なってしまいます。

私にとっては「空白の時間が手に
入ったら、何もしない」というのが
最高のアドバイスでした。

この本から何を活かすか?

人間の幸福度は、金曜日に最も高く、
土曜日、日曜日と減り、月火水曜日は
最悪になることがわかっています。

ただし、同時に辛い気持ちはそんなに
長続きしないこともわかっています。

日曜日に「サザエさん症候群」になる人
への、久賀谷さんからのアドバイスは、
「格言を読むこと」です。

私は英語の格言を読んで、気分を
切り替えることが多いので、その方法は
理にかなっていたのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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