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ikadoku

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ワンランク上の問題解決の技術《実践編》

2008年09月30日
問題解決・ロジカルシンキング・思考法 2
ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ
ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ
(2008/07/15)
横田 尚哉 商品詳細を見る

満足度★★★★

「○○を探して!」と頼まれて、一生懸命探しても見つからない。

さんざん探してから、「一体何のために、それを探してるの?」と
目的を聞くと、案外、別のモノでも代用が利くことってありませんか?

1947年、GE社でも同じようなエピソードがあったそうです。

しかし、同社の調達マネージャーだったローレンス・D・マイルズさんは、
これをヒントに「モノ」からアプローチせず、モノの「機能」からアプローチする
問題解決法=「ファンクショナル・アプローチ」を開発しました。

この手法は生産活動の管理技術として発展したため、
あまりビジネスの現場では知られていないようです。

著者の横田尚哉さんは、このファンクショナル・アプローチを
一般のビジネス現場でも使えるようにアレンジし、本書で説明します。

横田さん自身は公共事業のコンサルタントとして、
この手法を利用しているようですが、解決する問題さえあれば、
どんなビジネスでも、個人の日常生活でも利用できるようです。

大まかな流れとしては、

  「準備 → 問題をファンクションに分解・再構築 
   → アイディアの創出 → アイディアを評価し磨き上げる」

という4つのステップを経て問題解決に当たります。

また、モノのファンクションを抽出するためには、
細かく分解した「名詞+他動詞」で表すそうです。

例えば、「アイロン」のファンクションは、

   <熱を伝える>、<圧力を伝える>、<温度を上げる>・・・

のようになります。

横田さんは、この手法で視点が変わると解説していますが、
確かに、このように考えるだけでも、モノの機能や背景にある意図が
見えてくる感じがしますね。

この本から何を活かすか?

日常生活でファンクショナル・アプローチを活用するには、
まず身のまわりで見聞きするもの、手に触れるものについて、
「何のために?、誰のために?」を考えることから始めるようです。

モノやコトから離れ、機能を考える。

ちょっと今日は、この視点で我が家のモノを点検してみたいと思います。

私の知らない所で、意外なモノが
意外な目的で使われているかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント2件

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横田尚哉

ファンクションはみつかりましたか

ikadokuさま
取り上げていただき有難うございました。
いかがでしたか、家の中での発見はありましたか。
とても簡単な質問の繰り返しですので、是非、
使い込んでいただければと思います。
 

2008年10月05日 (日) 12:40

ikadoku

横田尚哉さん

こちらこそ、コメントいただきありがとうございます。

ファンクションの視点で家の中を点検したところ、
いろいろな発見がありました。

問題は、このファンクションの視点を常に持って
物事を見る習慣をつけられるかどうかなので、
今度は、家の外でもこの視点で歩いてみたいと思います。

2008年10月06日 (月) 11:32