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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である


Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である

満足度★★★★
付箋数:27

あなたの職場に、無礼な人はいませんか?

ほとんどの人は、無礼な態度を取られると、
少なからず気分を害するものです。

しかし、無礼がもたらすのはそれだけでは
ありません。

 ・無礼な人は同僚の健康を害する
 ・無礼な人は会社に損害をもたらす
 ・無礼な人はまわりの思考能力を下げる
 ・無礼な人はまわりの認知機能を下げる
 ・無礼な人はまわりを攻撃的にする

どれだけ、会社に損害をもたらすのかと
いうと、ある調査結果では次のような
データが明らかになっています。

 48%の人が、仕事にかける労力を
 意図的に減らしている。

 38%の人が、仕事の質を意図的に
 下げている。

 63%の人が、無礼な人を避けるために
 仕事に使うべき時間が奪われている。

無礼な態度は、人に巨大なストレスを
与えます。

更に、誰かが無礼に振る舞うと、
それは他の人にも伝染して、次の無礼を
生む悪循環が起こります。

しかしその一方で、礼節ある態度も
礼節を生みます。

無礼さだけでなく、礼節の伝染力も
強いのです。

人はいい態度に接すると、いいことに
注意が向くようになります。

本書は、礼節を武器として個人も会社も
成功するための本です。

著者は、ジョージタウン大学マクドノー
・スクール・オブ・ビジネス准教授の
クリスティーン・ポラスさん。

日本には「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
という言葉があります。

人格者ほど、無礼や尊大な態度は取らず、
謙虚であるというたとえです。

これは米国でも同様で、一流のエリート
ほど不機嫌にならず、礼節ある態度を
取っているようです。

本書では、無礼のデメリットと
礼節のメリットを明らかにして、
あなたやあなたの会社の礼節を高める
手助けをします。

まずは、自分の礼節をチェックする
必要があります。

 方法1 他人からフィードバックをもらう
 方法2 できるコーチから指導を受ける
 方法3 同僚や友人に協力してもらい
    チームで改善に取り組む
 方法4 ゴールドスミス式360度フィードバック
    を利用する
 方法5 人の感情を読み取る訓練をする
 方法6 毎日、日記をつけてみる
 方法7 「食う・眠る・動く」で自分を
    大切にする

そして、礼節のある人は次の3つの原則を
守ります。

 原則1 礼節のある人は笑顔を絶やさない
 原則2 礼節のある人は相手を尊重する
 原則3 礼節のある人は人の話に耳を傾ける

あなたがこの原則を守り、礼節ある人に
なったとしても、同じ組織に無礼な人が
いると、礼節の効果は半減してしまいます。

そこで、本書では個人のレベルに留まらず、
礼節ある会社になる方法も示します。

入り口で、無礼な人を見極めて採用せず、
社員には守るべき価値観を伝え続け、
礼節の高さを評価するシステムも
取り入れます。

  「この本は単なるハウツー本ではない。
  これはいわば宣言の書だ。
  最新の研究成果など細かいことも
  書いているが、主として礼節を高める
  ために、今よりほんの少しだけ
  努力するよう読者を促す内容にした。
  読者には、この問題から目をそむけて
  ほしくないし、間違っても礼節に
  反するような行動は取ってもらいたくない。
  今すぐにでも礼節を高めることに
  貢献してもらいたいと思う。」

ポラスさんの非常に強い意志が伝わります。

そして本書を読むと、礼節のいい人と
接したときのように、気分も良くなるので、
是非、オススメしたい一冊です。

この本から何を活かすか?

本書では、人の話を聞くときに留意する
4つのポイント「RASA」が紹介されていました。

 Receive 受け止める
 Appreciate 尊重する
 Summarize 要約する
 Ask question 質問する

仕事のときでもプライベートのときでも、
この4点には注意する必要がありますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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