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本当の「頭のよさ」ってなんだろう?: 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方

2019年07月31日
人生論・生き方・人物・哲学 0

本当の「頭のよさ」ってなんだろう?: 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方

満足度★★★★
付箋数:25

「頭がいい」とは、どういうことか?

私たちはよく、「あの人は頭がいい」とか、
「自分は頭がよくないから」という表現を
使います。

しかし、頭がいいとは、学生時代の
勉強の良し悪しだけで測れるものでは
ありません。

社会人なら誰でも、そのことを理解して
いることでしょう。

もちろん、勉強の成績も、頭のよさの
1つの要素です。

学生時代の成績は今一つでも、社会に出て
活躍する人も、やはり頭のいい人です。

  「おそらくそういう人は、子ども時代から、
  テストの点数とか学校の成績とかでは
  測れない種類の頭のよさをもっていた
  んです。」

本書は、中学生・高校生向けに齋藤孝さんが、
一生使えるものの考え方を語る本です。

非常に平易に書かれているので、
小学生でも読むことができます。

大人が読んでも、ハッとするところが
あります。

むしろ、齊藤さんが書く大人向けの本より、
深く深く語りかけてくるので、
共感できる部分は多いかもしれません。

さて、齊藤さんは、「頭のよさ」を
どのように定義しているのでしょうか?

  「ぼくは、 “頭がいい” というのは
  脳の “状態” だ、と考えています。
  頭のいい人、よくない人というように、
  分けられているわけじゃない。
  みんな、頭のはたらきのいい状態と、
  そうでない状態がある。
  その “はたらきのいい状態” を増やして
  いけば、だれもがどんどん頭が良くなる、
  という考え方です。」

齋藤さんは、まず、誰もが頭がよくなれる
ことを説きます。

そして次に、誰もが頭がよくなるために、
努力すべきであると説明します。

なぜなら、頭のよさは、人間に幸せを
もたらしてくれるものだからです。

  「人間が、強く生き抜いていくために
  獲得した能力、それが頭のよさ。
  頭をよくすることは、生きていくための
  幸せに強く結びついているのです。」

個人的に、本書で良かったと思うのは、
「反抗期」についての説明です。

親や家族、先生をうまく付き合わなければ
ならない相手と考えていないから、
「不機嫌をダダ漏れ」させていると。

  「それは反抗というより、ただの甘えだ、
  とぼくは思うわけです。
  感情のおもむくままにふるまって
  ゆるされるのは、言葉をもたない赤ん坊
  だけです。
  身体的にも精神的にも成長し、これから
  本格的に大人の仲間入りをしようと
  している人が、不機嫌ダダ漏れという
  子どもじみた態度をとっているのは、
  本来はずかしいことなんです。」

反抗期に限らず、大人でも不機嫌を
撒き散らす人がいますから、
そういう人にはこのパートを是非読んで
欲しいと感じました。

不機嫌は伝染するので、どんな環境でも、
それを撒き散らしてはいけません。

本当に頭がいい人とは、それができる人。

気分の良し悪しに関わらず、常に明るく、
穏やかに人と接する。

たとえ自分では最低な気分であっても、
それにも関わらず、上機嫌でいること。

この辺の話は、あまり大人向けの本には
書かれていませんが、社会に出ると
最も大切なことの1つだと感じました。

お子さんがいる家庭では、
親子で読むといいでしょう。

すると、子どもだけでなく、親自身の
成長にもつながり、家族がハッピーで
暮らしていける手助けになると思います。

この本から何を活かすか?

本書の内容は、8つの格言として
まとめられています。

その中から、いくつか紹介します。

 第1の格言 本当の頭のよさは
  「知(判断力)」「仁(誠意)」
  「勇(行動力)」でつくられる。

 第5の格言 本を友だちにしたら、
  きみは一生、ひとりぼっちじゃ
  なくなる!

 第6の格言 好きなことにどんどん
  ハマれ! 情熱の火種を燃やせ!

頭のよさの根底には、「情熱」がある
というのも印象的でした。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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