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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす


20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす

満足度★★★★
付箋数:27

スピーチやプレゼンをする人には、
これ一冊で十分と思える本でした。

むしろ、本書を読まずしてスピーチや
プレゼンをやってはいけないとさえ
感じました。

本書は、非常に多くのノウハウが
詰め込まれた本です。

最近のビジネス書では、タイトルが
長い本をよく見かけます。

しかし、本書のタイトルはいたって
シンプル。

本書は、なぜ、タイトルで多くを語らず、
短いメッセージにしているのか?

それが、本書で一番伝えたい、
ワンビッグメッセージだからです。

あなたは、プレゼンで言いたいことが
伝わらないと感じたことはありませんか?

もし、そんな経験があるなら、
それは情報が多すぎて、重要な情報の
印象が薄れてしまったからです。

本当に相手に伝えようと思ったら、
言葉をつくしてはいけません。

たった1つのメッセージに向けて、
勇気をもって、徹底的に削ぎ落とす
必要があるのです。

それが、本書のワンビッグメッセージ。

ただし、本書はメッセージを1つに
絞り込むだけの単純な本ではありません。

スピーチ、プレゼン、会議、面接
などで使える、相手を動かすための
ノウハウが詰め込まれています。

  「なにが一番伝えたいことなのかを
  考えぬき、そのたったひとつの
  メッセージが聞き手に伝わるために
  必要な情報だけを探し当て、
  余計な情報はすべて削ぎ落とす。
  プレゼンとスピーチづくりはまさに
  情報の整理術であり、いかに最重要な
  情報のみへと整理するかにかかって
  います。
  つまり、相手を動かすプレゼンの
  カギは思考法にあるのです。」

著者のリップシャッツ信元夏代さんは、
世界トップ100に入るプロスピーカー。

元マッキンゼーの戦略コンサルタント
だけあって、ロジカルにプレゼンを
組み立てるコツも書かれています。

例えば、説得力のない話に共通する
特徴は、話の飛躍があることです。

本書では、その「話の飛び」を
なくすために、戦略コンサルが使う
ロジカルシンキングの手法を使います。

「So What?」「Why so?」の2つの質問を
双方向にして、ロジックのゆがみを
見つけて修正していきます。

本書では、相手を動かすための手法を
まとめて「ブレイクスルーメソッド」
と呼んでいます。

  「あなたのスピーチに聞き手が
  笑ったり、感動してくれたりする。
  あなたのプレゼンに、相手がうなずいて
  くれる。あなたのアイディアが、
  企画会議で通る。頑固な上司が、
  あなたの話には耳を傾けてくれる。
  これこそ自分が話すことで、
  相手を動かす醍醐味です。
  ブレイクスルーメソッドなら、
  それができます。
  ぜひあなたもスピーチ/プレゼンで、
  相手を動かす喜びを手に入れて
  ください。」

本書の素晴らしいところは、
こうした感情に訴える文章だけでなく、
それを支える効果的なメソッドが
整理されて紹介されていることです。

スピーチ/プレゼンをまとめる際に
使う、GPSシートやチェックリストも
掲載されているので、実用性も高い本
だと思います。

この本から何を活かすか?

印象の良し悪しは最初の7秒、
話が面白いか、面白くないかは
最初の30秒で決まると言われます。

これを「7秒-30秒」ルールと
呼ぶようです。

本書では7秒で相手を惹きつける
4つのオープニングトークの手法が、
紹介されていました。

 1. いきなりストーリーで始める
 2. ハッとするパワフルな質問から始める
 3. 驚きの事実を挙げて興味を引く
 4. 格言や名言を引用する

オープニングは、単純にインパクトを
求めるのではなく、ワンビッグメッセージ
につながっていることが重要です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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