活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

未来科学2050 -SFの世界を現実にする日本の技術-

2019年07月24日
科学・生活 0

未来科学2050 -SFの世界を現実にする日本の技術-

満足度★
付箋数:3

こんな事をいうのも変ですが、
本日の記事は読む価値がありません。

暇を持て余している方がいましたら、
少しだけお付き合いください。

ちなみに、本日紹介する本は、
間違っても買ってはいけません。

  「私は電子制御と工作機械の両方に
  携わり、20世紀最後の年に自分の会社を
  設立した。既存の大手メーカーが
  扱わない “マイナー” な、しかし私が
  人類に有益と考える技術を、自分の手で
   “完成” させるために。」

本書は、清水美裕さんが研究する技術を
紹介する本として書かれています。

まずは、清水さんのプロフィールから
見てみましょう。

  慶應義塾大学通信課程法学部法律学科、
  日本電子工学院電子工学科卒。
  日本のフリーエネルギー開発の草分けの1人。
  日本アイビーエム株式会社、私学塾フレンド
  学院経営、株式会社アマダ特許部管理職
  を経て、2000年にエクボ株式会社を設立。
  ドイツ女性のSOSを受けた自律神経調整装置
  「DANBALL」の開発、DNA光回復酵素活性化
  蛍光光源「nano400」開発など、近未来に
  向けた電磁波応用技術の開拓を行う。
  現在、次世代イノベーションの中核技術
  である超電導構造の研究開発に注力し、
  ヒロコ財団、エクボ財団を通じて
  会員企業の事業化をサポートしている。

本に書かれている経歴をすべて紹介
しましたが、かなり怪しさ満載です。

本書で紹介される技術は、日本の最先端の
研究を取材したものではありません。

すべて清水さんの会社・財団で研究開発
している技術です。

 第1章 2025年―「光技術」を活用した
    ビル農場で世界の食糧問題は解決する
 第2章 2030年―「超電導構造体」で
    エネルギー革命がおきる
 第3章 2040年―「重力制御技術」によって
    宇宙航行が実現する
 第4章 2050年―テレパシー交信の基礎技術
    「想いを検知する技術」が完成する

確かに、そんな夢のような技術が開発され、
実用化されれば、世界中の様々な問題が
解決するでしょう。

まさにSFの中に出てくるような話です。

そんなSFの世界で描かれていたことが、
たった1社の技術で開発されることが、
本当にあるのでしょうか?

使うほど電気が増える「超電導文明」
の誕生など本当に実現するのでしょうか?

本書では、こうした技術が一部開発できた、
あるいは、もうすぐ開発できるという
トーンで書かれています。

技術的な説明も書かれていますが、
どこまでが本当で、どこからが妄想かが
区別がつきません。

本書の紹介で「知られざる日本技術の
最先端がついに解禁! 」と書かれていますが、
確かに知られざる技術なのだと思います。

なぜ、幻冬舎が本書を刊行したのか
不思議でなりません。

  「技術が、本書で後に述べる住居や
  移動手段を一変させ、いずれ “SFを
  超える” 日が来る。
  ついにわが国のエレクトロニクス産業に
  革命が起きるだろう。今の半導体シェア
  が他国に持っていかれても、別の進路を
  示す “羅針盤” があるからだ。
  やがて来る常温超電導技術が無限に
  近いエネルギー供給を実現すると、
  有限な資源を奪い合った時代が過去の
  ものとなり “無限の実感” を、すべての
  人が実感する時代が到来するだろう。」

書かれている文章もかなり支離滅裂で、
何を言いたいのかがわからない部分が
あります。

最近、この手の本を引いていなかったので、
久しぶりに、こんな本が出版されることに
衝撃を受けました。

アマゾンで新刊のタイトルだけを見て、
カートに入れてしまうと、こういう失敗が
起こるという教訓になりました。

この本から何を活かすか?

ちなみに、こちらが清水さん会社の概要です。

 商号:エクボ株式会社 / EQBO INC.
 代表取締役:清水 美裕
 資本金:1000万円
 事業目的)
 ・高周波発生装置及び可視光線発光装置の
  研究・開発及び販売
 ・高周波変圧装置の研究・開発及び販売
 ・知的財産権に関する調査・研究及び
  各種情報提供
 ・予防医学用各種技術の研究・開発及び販売

どうやら古物商許可証番号も得ている
ようで、実態は何をやっているのか不明です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント0件

コメントはまだありません