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ひらめきの導火線

ひらめきの導火線 (PHP新書 544)
ひらめきの導火線 (PHP新書 544)
(2008/08/19)
茂木 健一郎 商品詳細を見る

満足度★★★

最近の風潮では、日本でも突出した人材や
天才を育てる環境を求める声があります。

本書は、教育論の本ではありませんが、
そういった突出した個人を求める考えと反対の立場です。

1人の天才のもの凄いアイディアで動く世の中か、
普通の人のちょっとしたアイディアの積み重ねで動く世の中か。

著者の茂木健一郎さんは、後者の立場で、
「トヨタのカイゼン」などを例に挙げ説明します。

多様性や持続可能性の面から考えても、
普通の人の集団の知の方が優っていると。

凡人の私の立場からすると、どこかの知らない1人の天才が
世の中を動かすと考えるより、非力ながら自分も世の中を動かす
一端を担えると考えた方が、何につけヤル気が出ますね。

ただ、普通の人のアイディアは、単独では天才のアイディアに敵わないので、
小さなひらめきを蓄積して、ネットワーク化する必要があります。

茂木さんは、ノーベル賞(1人の天才)とトヨタ(集団の知)とう
対立軸で考え、トヨタ方式のネットワークを築く方が、
日本人の特性や文化にマッチしていると説明しています。

スポーツ競技で、個人能力がそう高くない日本人が、
チームとして闘うと、個々の能力で優る他国のチームに
打ち勝つことが多いことが、茂木さんの主張の正しさを
裏付けているのかもしれません。

本書は、茂木さん自身が元々持っていた
日本人としてのコンプレックスから発想された面もありますので、
読むと日本の文化や、日本人としての誇りが喚起されます。

この本から何を活かすか?

  「小さなひらめきを書き続けることで、大きなひらめきにいたる」

最近、ひらめくことが少なくなったような気がしたので、
いつも携帯しているメモ帳の消費ペースで、過去の自分と比較してみました。

  ・過去のメモ帳 → だいたい半年に1冊のペースで使い切り
  ・現在のメモ帳 → 1年以上使っている

メモ帳に書き込むのは、アイディア以外の内容も多いですが、
ここ数年の隠居生活で、明らかにひらめき度が落ちているようです。

無理矢理、メモ帳を使い切ることでアイディア出しを強制してみます。 

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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