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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方


「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方

満足度★★★★
付箋数:26

このまま今の会社にいていいのか?

多くの人が、このようにモヤモヤと
悩んでいます。

2018年6月に紹介した北野唯我さんの
転職の思考法』は、転職本の中では、
非常に面白い本でした。

本書は、それに匹敵する本。

いや、本書の方がオススメできる
かもしれません。

あなたには、「自分の人事権」を
持っていますか?

自分の人事権とは、就きたい
ポジションがあれば、そこに自由に就く
ことのできる力です。

1つの会社にいて、自分自身の人事権を
持っている人は、滅多にいないでしょう。

しかし、好きなタイミングで、
自分がやりたい仕事に「転職」できると
すると、それは人事権があるのと同じ
ことになります。

本書は、自分軸で価値を作り、
「いつでも転職できる」を武器にする
ための本です。

著者は、人事・戦略コンサルタントの
松本利明さんです。

松本さんは、これまで5万人以上の
リストラと、6500人を超える次世代
リーダーの選抜や育成を行ってきた
「人の目利き」。

本書では、その豊富な経験から、
会社や世の中がどのように変わっても、
戦っていける、キャリア構築の方法を
伝授します。

まずは、最近よく聞くようになった
「やりたいこと」をやって、
本当に稼げるのかという問いについて。

実際、「これがやりたい」と、
明確にやりたいことを持っている人は
少ないものです。

なぜなら、やりたいことの9割は、
情報によってもたらされるものだから。

頭だけで考えても、本当にやりたいか
どうかは、わからないのです。

そこで、松本さんは、やりたいこと
よりも、「向いていること」を
見つけることを推奨しています。

向いている仕事の中で、
次に「儲かる」仕事を探すのです。

例えば、経理の仕事が向いているとして、
同じ経理職に就いたとしても、
業界によって報酬は大きく異なります。

TV局なら年収1000万円を超えますが、
介護の業種なら年収350万円ほどです。

これは業界によって、儲けの構造、
いわゆるビジネスモデルが違うため、
ほとんど同じ仕事をしていても、
年収に3倍もの差が生じるのです。

自分軸に合っていて、かつ、
儲かる市場構造の仕事に就くのが、
探すべき「自分の居場所」です。

「自分の居場所」で働くことで更に、
自分をいつでも好きなときに高値で
売ることができるようになります。

そして、キャリアはアップさせる
のではなく、スライドさせるのが正解。

キャリアはアップすれば、するほど、
市場自体は狭くなってしまいます。

そこで、同じキャリアでも横に
スライドさせることで、楽に市場が
広がっていきます。

スライドする方向は、「逆張り」。

ライバルの少ないアウェイに
スライドすると、成功する確率が
高くなります。

そのために、本書では自分軸で売れる
キャラを組み立て、市場価値をつくる
方法を解説します。

松本さんの説明は、かなり納得感があり、
今後、自分がこれから歩むべき道が
明確に見えてきます。

本書は、今すぐにでも転職しようと
考えている人にはもちろん、
まだ具体的に転職を考えていない人の
キャリア形成にも役立つ本です。

この本から何を活かすか?

  「これからの時代は、『北斗の拳
  ではなく、『ONE PIECE』で
  いきましょう。」

これが松本さんからの提案です。

北斗の拳のように、一生のうちで
使うか使わないかわからない技、
秘奥義まで習得すると時間がかかり、
無駄が多くなります。

それよりも、これからの時代は、
「自分が食べた悪魔の実=自分の資質」
をハッキリさせて、それに磨きをかる
キャリア形成の方が合っているようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 04:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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