活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文


「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文

満足度★★★★
付箋数:24

  「僕がこの本を書いたのは、世の中には
   “相手の気持ちを考えないで言葉を伝えて、
  それが伝わらない” ことがあまりにも
  多すぎるなと思っているからです。
   “双方向” でないから、相手にも伝わら
  ないし、地頭も良くならない。
  そういう作文が多いことを、僕は自分の
  体験から痛感しているからです。」

本書は、「作文」が上手くなるための
指南書です。

なぜ、今更、私たちは「作文」が
上手くなる必要があるのでしょうか?

それは、どんな人でも生きている限り、
多かれ少なかれ、「作文」をしているから。

すべての人と人とのコミュニケーションは、
「作文」によって成り立っています。

本書の対象にする作文とは、学校で書く
作文だけでなく、会話をするときも、
ツイートするときもやっている、
「文を作る」行為全般を指します。

著者は、18万部超のベストセラーになった
東大読書』を書いた西岡壱誠さん。

東大読書』が最強のインプット術である
ならば、本書はそれとセットで身に付けたい
最強のアウトプット術です。

記述式の入試問題を課す、東大受験には
本書のメソッドは必要かもしれませんが、
それ以外の場合でも、必要なのでしょうか?

西岡さんは、「東大作文」では、
次の「5つの力」が身につくと説明します。

1. 要約力
 手短に相手に、伝えたいことを伝えられる
 ようになります。

2. 論理的思考力
 どんな人にもかならず伝わる文章を書く
 ことができるようになります。

3. 客観的思考力
 相手を納得させられる文章が作れる
 ようになります。

4. コミュニケーション力
 読者が続きを読みたくなるような文章を
 作ることができるようになります。

5. 批判的思考力
 必要のない部分を削ぎ落とし、言いたい
 ことが伝わりやすい文章を書くことが
 できるようになります。

これら5つの力が身につくので、
受験生以外でも、作文をする方法を
学ぶ必要があるのです。

では、「東大作文」は、実際にどのように、
書き始めるのでしょうか?

最初にすべきなのは「最後の一文」から、
考え始めることです。

それは、作文をする際の絶対原則。

  「最後に “要するに何が言いたかったのか”
  をまとめて終わるというのが、作文における
  絶対の原則なんです。この原則を守って
  いない作文は、 “読む価値がない” と
  判断されても文句は言えません。
  それほどまでに、 “最後” = “言いたいこと”
  の原則は重要です。」

この「最後」は、作文の「目的地」であり、
あなたの言いたい「主張」になります。

これを最初に決めておかないと、
文章を書き始めることさえできないのです。

ただし、「言いたいこと」があれば、
どんな主張でも、相手が聞いてくれる
わけではありません。

主張作りには、2つの条件があります。

1つ目は、「未知のもの」であること。

誰もが当たり前だと思っていることを
言っても聞いてもらえません。

思いもよらない未知の情報だからこそ、
人は耳を傾けるのです。

2つ目は、「短くまとまっている」こと。

主張がが長いと、相手に伝えたい部分が
見えにくくなってしまいます。

そもそも難しく一言で言えないことを
相手に理解してもらうのは不可能です。

だからこそ、主張はなならず、
短くまとまっていなければならないのです。

本書では、長い文章の書き方というより、
相手が読みたくなる、端的で伝わる文章の
書き方が身につくと思います。

文章を書く場合だけでなく、話す場合も
同様の効果があるので、プレゼンなどの
ビジネスでも活用できるスキルです。

この本から何を活かすか?

 文章には「質問トラップ」を仕掛けておく

「質問トラップ」とは、あえて相手からの
ツッコミを想定した文を作ること。

ツッコミたくなる文は、相手の質問を
誘発します。

「質問トラップ」を仕掛けておくと、
読者は自然と「前のめり」になって、
文章に引き込まれていくようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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