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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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「数字で考える」は武器になる


「数字で考える」は武器になる

満足度★★★★
付箋数:26

求人広告、人材派遣、販売促進などの
サービスを手掛けるリクルートグループ。

世間では、「リクルート出身」と聞くと、
それだけで「スゴイ!」というイメージを
持つ方も多いでしょう。

そんなリクルートグループでは、どの部署も
「数字で判断」することが求められます。

もちろん、「数字で判断」するためには、
その前に「数字を理解」していることが
前提です。

  「私が29年間在籍していたリクルート
  グループは、その “数字を理解” し、
  その “数字で判断” する企業でした。
  つまり、数字で判断し、実際に行動を
  起こすのです。また “数字の理解” と
   “数字の判断” の間隔も短い。
  これが “数字で判断” するということです。」

本書は、リクルートグループの能力開発の
ための企業内大学、「メディアの学校」で、
11年間続いた人気講座の内容をまとめた
本です。

この講座を担当したのは、本書の著者の
中尾隆一郎さんです。

中尾さんが担当したのは「数字の読み方・
考え方」と「KPI(重要業績指標)」という
2つをテーマにした講座でした。

この内、KPIに関しては2018年6月に
最高の結果を出すKPIマネジメント』を
フォレスト出版より刊行しています。

本書は、もう1つの「数字の読み方・考え方」
にオリジナルの内容を加えて書籍化したもの。

ところで、「数字で考える」とどのように
仕事で役立つのでしょうか?

中尾さんは、大きく3つ挙げています。

まず1つ目は、経営者やマネジメント職と
「数字」という共通言語で会話ができる
ようになること。

具体的には、数字を使った資料を作ると、
「説得力」や「伝える力」が向上して、
リーダーシップが発揮できるように
なります。

2つ目は、数字の「意味」が読み取れる
ようになること。

これは計数感覚が高まることを意味し、
結果、「儲けのセンス」のある人材に
なります。

3つ目は、常にインプットに対する
アウトプットを意識するようになります。

これはROI(投資対効果)を意識するという
ことで、「仕事のスピード」や「生産性」
が向上します。

これらの3つを併せ持った人は、企業で
利益を出すことのできる「黒字社員」です。

会社が手放したくない存在だけでなく、
他の業界からも欲しがられる人材になります。

そうは言っても、「数字は苦手」という
方も多いかもしれません。

しかし、安心してください。

統計などの高度な知識はなくても大丈夫です。

  「本書で扱う “数字” とは、統計の話では
  ありません。もっとシンプルな数字活用法
  です。具体的には、四則演算(+・-・
  ×・÷)でできる “数字で考える力” 
  なのです。こう説明すると、大半の方が、
   “本当?” と疑いながらも “それなら
  できるかも” という顔に変わります。
  実際、四則演算を上手に使うだけで、
  驚くほど様々な仕事の場面で役立つのです。
  これは、誇大広告でもなく、事実です。」

本書では、「数字」の本質的な扱い方を
身につけるので、高度な数学の知識は
一切不要です。

本質的であらからこそ、どんな業種でも
活用することが可能なのです。

本書は、かなり数字が苦手な方でも、
「数字で考える力」が身につく、
非常に優れた本です。

また、数字が得意な方が読んでも、
目から鱗が落ちることが何度もあるはず。

ビジネスの現場で、間違いなく役に立つ、
私も自信を持ってお薦めできる一冊です。

  第1章 Speed is Power
  第2章 数字の裏を読む
  第3章 儲けるセンスを高める数字力
  第4章 人を動かすリーダーの数字力
  第5章 数字力を自在に操る7つのフレーム
この本から何を活かすか?

ビジネスの現場では、対立する2つのテーマを
同時に実現することを迫られることがあります。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」では、
許されないときには、どうすべきなのか?

  「一見対立する概念は、それぞれの視点や
  視野が固定されていることが原因である
  ことが少なくありません。
  それらの視点・視野を変化させることで、
  アウフヘーベンできるのです。」

1つ高い次元で統合する弁証法の手法、
「アウフヘーベン」で対立する2つのテーマを
同時に実現します。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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