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部下に9割任せる!


部下に9割任せる!

満足度★★★
付箋数:22

著者の吉田幸弘さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

あなたは、部下に仕事を任せられる方ですか?

部下になるべく仕事を任せた方がいいと、
頭ではわかっていても、どうしても
任せられないリーダーがいます。

責任感が強く、真面目なリーダーほど、
あまり部下には任せられず、つい自分で
やってしまう傾向があります。

部下に任せて失敗したら、お客様の信頼を
失うかもしれない。

部下に任せると、かえって時間がかかり、
締切に間に合わなくなる。

任せて失敗されると、それをリカバリー
するのに、かえって手間がかかってしまう。

部下に任せられない理由は様々です。

しかし、本書で人財育成コンサルタントの
吉田幸弘さんは、そんな心配があっても
「9割部下に任せる」べきだと助言します。

なぜなら、もう少し長い視点で見ると、
部下に仕事を任せた方が、部下は成長し、
チームのパフォーマンスも向上するからです。

ここで、「任せない場合のデメリット」と
「任せた場合のメリット」を見てみましょう。

<任せない場合のデメリット>
 ・部下が成長しない
 ・長時間労働になる
 ・リーダー不在時に仕事が回らない
 ・部下に主体性が生まれない

<任せた場合のメリット>
 ・リーダーとしての仕事に集中できる
 ・リーダー自身のコミュニケーション能力
  がアップする
 ・チームの働き方改革につながる

あらためて見てみると、やはり部下に任せて
個々を成長させた方が、時間の経過と共に、
その効果が違いとして現れてきます。

リーダーはカリスマである必要もないし、
万能である必要もありません。

今の時代に必要なのは、部下を補佐して、
チーム全体の業績を上げるリーダーです。

いわゆる「サーバント・リーダーシップ」
と言われる、奉仕型、支援型のリーダーです。

本書では、部下1人1人の自主性を重んじつつ、
成長を促すサーバント・リーダーシップの
具体的な実践方法を解説します。

  「本書では部下に仕事を任せ、リーダーが
  元気になるための考え方と技術をお伝え
  します。すべて私の実体験や実際に私の
  講演・研修先の会社で起きた事実に
  基づいたものです。また、読者の皆さんが
  読んですぐに実践できることをたくさん
  盛り込みました。」

No.2の決め方から、部下への仕事の任せ方、
そして指導方法まで、部下を育てるための
あらゆるノウハウが詰め込まれています。

例えば、部下の「ホメ方」と「叱り方」。

一般的には「ホメるときは人前で、
叱るときは2人きりで」と言われます。

しかし、吉田さんはこの考えは間違って
いると指摘します。

叱るときは、2人きりの方がいいのは
もちろんですが、ホメるときも2人きり
の方がいい。

なぜなら、部下の性格によって人前で
ホメることがいいとは限らないからです。

部下が周囲を気にしすぎる性格の場合は、
人前でホメられることがかえって負担に
感じてしまうことがあります。

実は、「ホメる」ことは「叱る」以上に、
注意や配慮が必要なのです。

本書には、たくさんの部下育成のヒントが
紹介されていますが、最後に吉田さんは、
一度に全部やろうとしないようにと、
注意を付け加えています。

「大きく変わる可能性のあること」や
「自分が実現できそうなこと」から
取り組むことが推奨されています。

 第1章 これからは「9割任せる!」リーダー
    の時代
 第2章 リーダーの「型」を身につける
 第3章 「尊敬」よりも「信頼」ファースト
 第4章 任せ上手なリーダーは部下を育てる
 第5章 リーダーのための“自分を育てる”
    仕事術

この本から何を活かすか?

あなたは、部下に対して「なぜ」を
使っていませんか?

「なぜ」は原因を掘り下げていくために
必要な問いかけです。

しかし、立場の弱い部下に「なぜ」を
使うと、強い圧迫感を与えてしまいます。

「なせ」と問われると、自分が責められて
いると感じ、メンタル不全に陥ってしまう
部下が出てしまう可能性があります。

「なぜ」は自分に問いかけるときだけに
使う言葉と限定すべきようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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