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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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怒る上司のトリセツ


怒る上司のトリセツ

満足度★★★
付箋数:23

怒りの感情と上手に付き合う手法として、
「アンガーマネジメント」があります。

1970年代にアメリカで生まれたとされる
心理トレーニングで、日本では安藤俊介さん
が普及に努めています。

ただし、このアンガーマネジメントは、
「自分の怒り」をコントロールする手法。

他人の怒りをコントロールするわけでは
ありません。

あなたは、職場や組織で、理不尽に怒られた
経験はありませんか?

それが、1度だけなら「あんなことがあった」
で済まされるかもしれません。

しかし、それが日常的に何度も怒られる
ことがあると、トラウマやうつなどの
メンタルヘルス上の問題になりかねません。

  「他人が原因で生まれる “怒り” に
  あなたが悩み、苦しむ必要はありません。
  それが、私が本書で伝えたいことです。
  そしてあなたと一緒に目指すのは現状から
  抜け出す方法を身に付けることです。
  人間関係が原因の悩みの出口は2つです。
  無関係としてしまうか、関係改善を
  目指すか。
  本書では “アンガーマネジメント” の
  方法論に加え、心理療法やコーチングなど、
  私が日々、カウンセラーとして、
  アドバイスしている他人の “怒り” への
  対処法を紹介します。」

本書は、他人の「怒り」に振り回されない
ようになるための本です。

著者は、シニア産業カウンセラーの
宮本剛志さんです。

まず、最初に知っておきたいことは、
他人の「怒り」は、自分とは無関係で
あるということです。

一方的に怒られると、どうしても自分に
非があるように思ってしまいがちですが、
そうではありません。

「強い信念がある」、「ストレスがある」、
「好き嫌いで決める」など他人の怒りの
原因はさまざまです。

大切なのは、自分とは無関係な相手の
怒りに巻き込まれないようにすること。

そのためには、相手の火種に気づいて、
「初期消火」することが必要です。

例えば、「こうするべき」という考えが
強く、それが怒りの発火点になりがちな
人がいます。

このようなタイプの人と接する場合、
相手の「べき」を否定してはいけません。

相手の怒りの発火点を見極め(起)、
もし怒り出しても受け流しながら(承)、
途中で怒りの矛先を変えて(転)、
最後は鎮火を目指します(結)。

この対処方法を本書では、怒りを初期消火
するための「起承転結」と呼んでいます。

また、本書では怒りに巻き込まれない
ようにするだけでなく、「怒りに負けない」
9つのスキルが紹介されています。

 <自分を変えるスキル>
  1. 回想法
  2. 自分を知る
  3. アイ(I)・メッセージ

 <相手を変えるスキル>
  1. 傾聴・伝え返し
  2. 好意の返報性
  3. 正直に伝える

 <自分を守るスキル>
  1. 話題を変える
  2. 無関心
  3. 逃げる

誰かが「怒り」を顕にしていると、
職場全体に「怒り」が充満することも
あります。

そういった職場では、これらの9つの
スキルは身に付けておきたいところです。

もし、あなたが他人の「怒り」に不安を
抱えているとしたら、本書は非常に
有用な本だと思います。

この本から何を活かすか?

本書には、「怒られやすいタイプ診断」が
掲載されていました。

あなたは、いくつ当てはまりますか?

 1. 先のことを考えたくないのについ
  考えてしまう

 2. 心配なことが浮かぶと、全てのの対策を
  考えないと気が済まない

 3. 自分から挨拶したのに、相手から返事が
  ないと、嫌われていると思ってしまう

 4. 一度叱られると、数日間は気持ちが
  落ち着かない

 5. 良いことだと思って言ったはずなのに、
  怒られることがある

 6. 気が付くと1人の時が多い
  (自分の意思ではなく)

 7. 何でも自分のせいだと思いがちである

 8. 「そんなに謝る必要ないのに」と
  言われることがある

本書では自分の該当する番号によって、
「4つの怒られやすいタイプ」に分類します。

私は1つも当てはまらず、ひと安心でした。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| コミュニケーション | 05:49 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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感想ありがとうございます!

拙著の感想を掲載していただきありがとうございます。タイプ診断1つも当てはまらなかったのですね!

| 宮本剛志 | 2019/06/01 06:49 | URL |















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