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ikadoku

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リーダーの「やってはいけない」

2019年03月28日
リーダーシップ 0

リーダーの「やってはいけない」

満足度★★★
付箋数:23

著者の吉田幸弘さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

あなたが普段リーダーとして取っている
行動は、次のうちどちらでしょうか?

 A:メールはすぐに返信する
 B:メール禁止タイムを作る

 A:ミスゼロを目指す
 B:ミスゼロを自ら破る

 A:ポイティブな話しかしない
 B:ネガティブな話で盛り上がる

 A:すべての部下に平等に接する
 B:部下に応じて対応を変える

 A:面談で話す内容を準備しておく
 B:面談では話す内容を準備しない

一般的なリーダーは、Aを選ぶ方が
多いのではないでしょうか。

実際に、多くのリーダー本や部下育成本
にはAの行動を推奨していることが多い
と思います。

しかし本書の著者、人財育成コンサルタント
の吉田幸弘さんは、Bの行動を推奨します。

なぜなら、それが真の「できるリーダー」
の行動だから。

「できるリーダー」の行動としては、
けっこう意外じゃないでしょうか?

私は、最初「えっ、こっちがデキる方?」
と驚きがありましたが、その理由を読むと、
どれも納得できるものでした。

吉田さんは、経営者や中間管理職向けに、
全国で年間130回以上、部下育成の研修や
セミナーを行っています。

そこで見えてきたのは、「できるリーダー」
と「できないリーダー」の違いです。

「できるリーダー」と「できないリーダー」
では成果に圧倒的な違いがあります。

しかし、取っている行動の1つ1つは、
それほど大きな差ではありません。

「紙一重の差」と言ってもいい程度です。

でも、その紙一重の行動が積み重なって、
最後には圧倒的なパフォーマンスの違いに
なっているのです。

しかも、「できるリーダー」が取るべき
行動は、世間では非常識と思い込まれている
ことが多いようです。

  「本書では、やりがちだけど “実は
  やってはいけない” リーダーの行動と、
  一見変わっているけど “実はうまくいく” 
  リーダーの行動を、対話形式で紹介して
  いきます。」

「できないリーダー」が取っている行動は、
実は、最初から不正解だったわけでは
ありません。

以前は正しいとされていたし、実際にそれが
正解でした。

しかし、現在では職場環境も部下の価値観も
大きく変わっています。

昔ながらの考えに固執していると、
今の時代の部下をうまく育てられないのです。

冒頭のA・Bの行動の違いから1つだけ
その理由を紹介しておきましょう。

 A:すべての部下に平等に接する
 →×やってはいけない!

 B:部下に応じて対応を変える
 →○できるリーダーはこうする!

どうして人によって対応を変えた方がいい
かというと、それは部下の成熟度が異なる
からです。

シチュエーショナル・リーダーシップ理論
によると、成熟度は4段階に別れます。

 ステージ1. 業務知識やスキルがほとんど
      ない段階

 ステージ2. 業務にある程度慣れてきたが、
      まだまだ不十分は点がある段階

 ステージ3. 業務は1人で遂行できるように
      なったが、マンネリ化してきて
      いる段階

 ステージ4. 高い成果を出せる専門家として
      信頼できる段階

このように部下の成熟度が違うので、
それに応じてかかわり方も変えるのが
「できるリーダー」の行動なのです。

本書は、部下との関係や育成について、
悩みが多いリーダーには、新しい発見も
多く、参考になる本だと思います。

この本から何を活かすか?

あなたは、自分と合わない部下がいた場合、
どのように接しますか?

実は、「できないリーダー」は、部下全員と
うまくやろうとします。

一方、「できるリーダー」は、合わない部下
とはあきらめます。

あきらめると言っても、それは直接自分
1人で対応しないだけで、放置するわけでは
ありません。

「できるリーダー」は、ナンバー2も含めた
チーム全体で、合わない部下に対応する
ようにします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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