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ikadoku

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僕たちは14歳までに何を学んだか

2019年03月19日
人生論・生き方・人物・哲学 0

僕たちは14歳までに何を学んだか 新時代の必須スキルの育み方(SB新書)

満足度★★★
付箋数:23

新しい時代を切り開く、卓越した
革命家は、「根拠のない自信」を
持っています。

それは、前進すれば「なんとかなる」
という感覚です。

別の言葉では、「セルフ・エスティーム」
とも言うことができます。

卓越した革命家になる人たちは、
14歳までに勉強ばかりせずに、
ちゃんと遊び回っていたといいます。

本書は、教育改革実践家として活躍する
藤原和博さんが、4人の時代を代表する
革命家にインタビューした本です。

選ばれたスーパーヒーローは、
いずれも藤原さんと親交があり、
藤原さんがリスペクトする方々です。

キングコングの西野亮廣さん
ホリエモンこと堀江貴文さん
SHOWROOMの前田裕二さん
DMMの亀山敬司さん

  「僕自身が改めてインタビューし、
  彼らが14歳までにどんなふうに
  遊び、学び、育ったのかを根堀り
  葉掘り聞くことにした。
  子どもの頃、何をゲットしたことが
  今の “根拠のない自信” と行動力に
  結びついているかという謎解きだ。
  そのインタビュー集が本書である。」

実際に4人の方々が14歳までに、
どんなことをやったかについては、
本書をお読みください。

ここでは藤原さんが「頭の良さ」
について解説しているパートから
少しその考え方を紹介します。

単純に「頭がいい」といっても、
それは2つの要素に分けられます。

1つは「アタマの回転の速さ」。
もう1つは「アタマの柔らかさ」。

これは「情報処理能力」と
「情報編集力」と言い換えることが
できます。

情報処理能力は、現在使われている
基礎学力と近い能力です。

正解が問われたときに、早く正確に
その答えを出す能力。

一方、情報編集力は、正解がないか
1つではない課題に対して、
自分なりの仮説を生み出す力です。

正解がないから、答えを当てる
わけにはいかず、クリエイティブな
仮説を生み出さなければなりません。

藤原さんは、この2つの能力を、
「ジグソーパズル型学力」と
「レゴ型学力」とわかりやすく
喩えています。

従来の学校教育で身につけやすい
のは、「ジグソーパズル型」。

未来を拓く力でもあり、子どもの
頃から遊ぶことによって身につけ
られるのが「レゴ型」です。

この2つの能力はどちらも必要です。

今の学校教育のカリキュラムでは
9:1の割合でジグソーパズル型に
偏重しているようです。

藤原さんは、7:3が理想的な
バランスだと考えています。

本書は、お子さんの教育について
考えている方はもちろん、
それ以外の方にとっても興味深い
本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「勘違いしてほしくないのは、
  だからと言って、子どものおもちゃ
  箱にあるジグソーパズルを捨てて
  レゴブロックを買ってくれば、
  未来を拓く “情報編集力” が身につく
  かというと、そうではないと
  いうこと。」

もし、そのように考えたとすると、
それこそ「正解主義」の弊害だと
藤原さんは指摘しています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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