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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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50代からの「稼ぐ力」:会社にも年金にも頼らず生きる方法


50代からの「稼ぐ力」:会社にも年金にも頼らず生きる方法

満足度★★★
付箋数:21

  「定年退職後の人生を豊かで充実した
  ものにするためには、死ぬまで “稼ぐ力” 
  が必要となる。 “稼ぐ力” があれば
   “名札” と “値札” が付くから、
  自分が勤める会社では余人をもって
  代えがたい人材となり、他社からも引く手
  あまたになる。起業することもできるので
   “定年” という概念はなくなる。
  その “稼ぐ力” がないと、会社依存の人生、
  他人依存の人生、政府にいいように左右
  されてしまう人生になってしまう。
  だが、自分の人生は自分自身で操縦桿を
  握ってコントロールすべきである。」

本書は、タイトルに「50代からの」と
ありますが、実は40代・30代の人こそ
読んだ方がいい本です。

今、50歳より上の人は、60歳で定年退職後、
公的年金が受給開始される65歳まで、
5年間の無収入の期間があります。

この「魔の5年」を貯金を切り崩してでも、
やり過ごせば、何とかなります。

しかし、今、50歳以下の人は
そうはいきません。

公的年金の受給開始年齢は、今よりも
更に引き上げられて、「魔の15年」に
なる可能性があるからです。

本書は、定年退職後の人生を豊かにする
ために、「稼ぐ力」を身につけることを
勧める本です。

著者の、大前研一さんは、2004年に
50代からの選択』という本を書いています。

その本は、50歳までに出世していなければ、
もう将来に見込みはないので、人生そのもの
をエンジョイしてハッピーに死ぬことを
考えるよう勧めたものでした。

しかし、本書は50歳までに出世して
いなくても、「稼ぐ力」さえあれば、
自分の好きな人生を送ることができる
という、より前向きなものです。

仮に、会社の出世競争で負けていても、
人生の勝負では勝てるというメッセージ
が伝えられています。

具体的には、「月15万円」を稼ぎ出す
ことを目標とします。

定年する前の人にとっても、「月15万円」
稼ぎが多いと、かなり生活は楽になり
ますから、是非、稼ぐ力を身に付けたい
ところです。

では、どのようにして「稼ぐ力」を
身に付けるのか?

大前さんは、会社にいる間にスキルを
磨くことを推奨しています。

そして、スキルだけでなく、お金を生む
発想力も磨くように勧めています。

その中の1つ具体的な提案として、
「55歳社内起業制度」が紹介されていました。

これは個人側ではなく、会社側への提案
ですが、個人にも会社にもメリットがある
制度のようです。

55歳から新しいことができるのかと、
半信半疑の人もいるかもしれません。

しかし、大前さん自身も「ビジネス・
ブレイクスルー」を起業したのは
55歳のときです。

ですから、55歳で起業することが、
不可能ではないことを証明しているのです。

それでは、本書では何をして起業する
ことを勧めているのでしょうか?

 ・借金をしない不動産ビジネス
 ・外国人観光客相手のガイドビジネス
 ・葬祭ビジネス
 ・食ビジネスでの地方創生

これらが、大前さんが挙げる狙い所の
ビジネスです。

実際に何をするのかは別にして、
定年後に向けて、お金を貯めるのではなく、
キャッシュフローを作るという発想は
必要だと思います。

それは、60代になってすぐにできる
ことではないので、30代以降になったら
徐々に準備を始めた方がいいでしょう。

この本から何を活かすか?

  「生活を切り詰めて老後の蓄えを
  増やしても、幸福度はほとんどアップ
  しない。余分なお金をいくら持っていた
  ところで、その分、他人よりも幸せに
  なれるわけではないのである。」

お金は、あくまで人生を楽しむためのもの。

大前さんは、死ぬまでに貯金を使い果たす
生き方を勧めています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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