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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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「沈黙」の会話力


「沈黙」の会話力

満足度★★★
付箋数:23

あなたは、会話中やプレゼン中の「沈黙」に、
どのような印象を持っていますか?

会話で沈黙が続くと、気まずい雰囲気に
なることがあります。

プレゼン中に予想外の質問をされて、
言葉に詰まってしまい、思わず黙ってしまう
こともあるかもしれません。

そのため「沈黙」は、重苦しく、つらくて、
逃げ出したくなると感じている方も
多いと思います。

しかし、沈黙には、会話や交渉、プレゼンを
コントロールする力があります。

本書は、沈黙のパワーを知り、それを使い
こなすための本です。

  「世間には、 “どう話すのか” を解説する
  本は溢れています。逆のアプローチで
   “どう沈黙するのか”  “言葉の存在しない
  『間』をどう効果的に使うか” をこの本
  では考えたいと思います。」

著者は、交渉のプロとしての著書も多い、
弁護士の谷原誠さんです。

  「ずっとしゃべりっぱなしでいると、
  聞いているほうは、疲れますし、
  だんだん話が頭に入ってこなくなって
  しまいます。しばらく黙ってみたり、
  言葉を減らすことによって、相手は
   “次に何を話すのだろう” と思ったり、
  こちらの話を整理したりすることが
  できます。
  沈黙することで、場を作り、
  相手の気持ちをコントロールする
  ことができるのです。」

例えば、交渉の場で、相手からイエスを
引き出そうとする場合を考えてみましょう。

説得しようと考えて、しゃべり倒して
しまって、逆に警戒されてしまうことも
あると思います。

しゃべり過ぎは、自己崩壊につながります。

 営業「いかがでしょうか?」
 客「・・・・」
 営業「どこか、気になるところが
    ございますか?」
 客「・・・・」
 営業「お値段でしょうか? この点は、
    もう少しなんとかできますが」
 客「どういう風に?」
 営業「そうですね。・・・こんな感じで
    いかがでしょうか?」
 客「・・・・」
 営業「難しいですか? これ以上だと
    会社に持ち帰って、上司と相談
    しなければありません」

このように沈黙することで、交渉相手が
不安になり、何が気に入らないのかを
勝手に想像してしまう場合もあります。

また、沈黙には相手の関心を集め、
緊張感を高める効果があります。

その効果を知って、存分に活用していた
のが、みのもんたさん。

かつて『クイズ$ミリオネア』で、
「ファイナルアンサー?」と聞いた後、
長いあいだ沈黙してから、「正解!」
または「残念!」と告げていました。

みのさんのように、相手が答えを
知りたがっているときに、沈黙を挟む
のは、答えを言ったときの効果を
劇的に高めます。

プレゼンでも、特に注意して聞いて
もらいたい箇所は、その前にいったん
間を置くことによって、相手の注意を
引きつけることができるのです。

本書では、沈黙とその後のアクションの
組み合わせ、沈黙と質問の組み合わせなど、
より沈黙を効果的に使うテクニックに
ついても解説しています。

沈黙をうまく使いこなせるようになれば、
1つ上のレベルのコミュニケーション力を
手に入れることができます。

本書はそれを、サポートしてくれる本です。

この本から何を活かすか?

  「この本の中で最も大切なことを
  ここに書きます。」

こう書かれていると、間違いなくそこに
注目して読むことでしょう。

会話でも同じで、大切なことを話すときは、
「前振り」が重要です。

 「ここだけの話ですが」
 「あなただから話をするけれど」 
 「ほかのところでは言えないことですが」

これらは相手の意識をこれから話すことに
引きつけるための、効果的な前振りです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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