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ikadoku

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世界初は「バカ」がつくる! ―「バカ」の育ち方あります!

2019年02月26日
アイディア・発想法・企画 0

世界初は「バカ」がつくる! ―「バカ」の育ち方あります!

満足度★★★
付箋数:21

さくら舎の岩越さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「私はずっと “バカ” です。 “バカ” で
  あることに誇りを持っています。
  この本を手にとったからには、あなたも
  きっと “バカ” にちがいありません。」

このように、「バカ」であることを自認し、
「バカ」に誇りを持っているのは、
世界初のヘビ型ロボットを発明した
生田幸士さんです。

生田さんは、東京大学で「バカゼミ」を
手がけることでも有名な教授です。

  「 “バカ” は世界初をなし遂げます。
   “ふつう” ではできない。 “秀才” でも
  できない。 “まじめ” でもダメ。
   “バカ” だけがそれを実現します。
   “バカって天才のことでしょう?” 
  そんな声が聞こえますが、ちがうのです。
  似ているけれど、ちょっとちがう。
   “オリジナリティーのことでしょう?” 
  という声も聞こえます。似ているけれど、
  やっぱりちょっとちがう。
  もっと豊かで、強く、深く、そのくせ
  笑えて、迷惑で、かと思うと胸が痛く
  なるような、あるものです。」

本書で生田さんが、伝えるのは「バカ」に
なることのススメ。

それは与えられた能力の質のことではなく、
「バカ」という生き方です。

本当のイノベーションは「バカ」な
発想からこそ生まれる。

本書では、生田さんの研究人生と諸先輩の
生き方を振り返りながら、ブレイクスルー
をするため条件を導き出します。

生田さんの「バカゼミ」は、
まだ生田さんが大学院生だった
1984年に始まります。

その頃、「バカゼミ」でグランプリを
取ったのは、こんな研究テーマでした。

 「女性の生理の周期を振動子として
 ホロニックコンピュータをつくる研究」

女性が同じ部屋にずっといると、
それまでバラバラだった生理の周期が
同期するという現象から発想したそうです。

女性を1人ずつ個室に入れておいて、
部屋ごとに空気の流れを制御してやると、
人間の脳のようなコンピュータができる
という研究です。

正直、すごいのか、バカげているのか、
よくわかりませんが、ぶっ飛んだ発想で
あることは間違いなさそうです。

生田さんは、常にこのような発想を
しているおかげで、世界初の能動内視鏡、
ヘビ型ロボットの発明に成功しました。

そこには、人に笑われることから始まり、
妄想を現実にする力が備わっています。

本書では、生田研究室の「バカゼミ」で、
培われる8つの効用が紹介されていました。

 1. イマジネーションを膨らます訓練になる
 2. プレゼンの訓練になる
 3. エンターテイナーセンスを磨く
 4. 新しい研究のネタが見つかる
 5. 新たな個性が発見できる
 6. 懇親会の話題のネタ
 7. 潜在的装置の稼働訓練
 8. 本番の研究の訓練

あくまでも本書では研究室ベースの話が
中心となっていますが、ビジネスの上でも
十分に応用可能だと思います。

本書を読むと、「何かおもしろいことを
やってみよう! 人に喜ばれたい! 」という
気持ちが湧き上がってきます。

  「 “バカ” は閉塞感を感じません。
  みんなが寄り集まっているところには
  近づかず、誰も歩かない手つかずの
  場所をひとりで歩きます。
  みんなのハピネスを求めて “バカ” が
  歩いて行った道なき道で、あるとき、
  ブレイクスルーが起こります。」

この本から何を活かすか?

ユニバーシティとカレッジの違い。

一般的には、総合大学と単科大学だと
認識されています。

ただし、生田さんは日本のユニバーシティ
には足りないものがあると指摘します。

それは「芸術」です。

アメリカのユニバーシティには、
芸術学部があるので、設計とデザインが
一体となった発想が出てきやすいようです。

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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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