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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣


FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

満足度★★★★★
付箋数:29

本当なら、余計なことを言わずに、
「この本読んでみて」と、多くの人に
本書を手渡したいところです。

本書は、それぐらい素晴らしい本でした。

しかし、私が手渡せる範囲は限られていて、
妻に「とにかく読んで」と勧めた程度です。

ただ、世の中には、本書を配ることを
実際にやった人がいます。

それは、ビル・ゲイツさん。

ゲイツさんは、2018年にアメリカの大学を
卒業した学生のうち、希望者全員に、
この本をプレゼントしたといいます。

さて、本書のタイトルとなっている
「ファクトフルネス」とは、データや事実に
基づき、世界を読み解く習慣を持つこと。

本書を読むと、私たちはとんでもなく、
世界について誤解していることがわかります。

本書では、冒頭で世界の事実に関する
13問のクイズが出題されます。

ここでは3問ほど、紹介しましょう。

 質問1
  現在、低所得国に暮らす女子の何割が、
  初等教育を修了するでしょう?
   A 20%
   B 40%
   C 60%

 質問3
  世界の人口のうち、極度の貧困にある人の
  割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
   A 約2倍になった
   B あまり変わっていない
   C 半分になった

 質問9
  世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に
  対して予防接種を受けている子供は
  どれくらいいるでしょう?
   A 20%
   B 50%
   C 80%

本書を読んでいない限り、答えを正確に
知っている人は稀だと思います。

そのため、ほとんどの人は、
「多分これくらいだろう」という
イメージで答えることになります。

このクイズ、世界14カ国で1万2000人に
出題されたそうですが、全問正解者は
出ませんでした。

平均正解数は、たったの「2問」。

最も多かったのは、わずか「1問」
だけの正解者です。

  「このクイズには多くの人が間違える。
  どれほど優秀な人でもだ。
  ここ数十年間、わたしは何千人もの人々に、
  世界の事実について数百個以上の質問を
  してきた。貧困、富、人口、出生、
  死亡、教育、保健、ジェンダー、暴力、
  エネルギー、環境など。どれも世界を
  取り巻く状況の変化にまつわる質問だ。
  複雑な質問や、ひっかけ問題はひとつも
  ない。それなのに、まともに正解できる
  人はほとんどいない。」

質問はすべて3択なので、問題を読まずに、
鉛筆を転がして答えを選んでも、
大数の法則が働けば、正答率は33.3%に
近づきます。

ですから勘で答えても確率的には、
4問ぐらいは当たるはず。

しかし、実際はそれより遥かに低い
正答率になっています。

事実、本書ではチンパンジーに、
このクイズをやらせると、4問は正解する
と書かれています。

チンパンジーに勝てる人は、わずか10%。

なぜ、私たちはランダムに答えを選ぶ
チンパンジーに負けてしまうのか?

それは、事実やデータに基づいて、
世界を見る習慣がないから。

しかも、私たちは10個の強烈な
思い込みに囚われているため、
事実が歪んで見えてしまうのです。

例えばその1つは、私たちはつい、
「ドラマチックすぎる世界の見方」を
してしまうというもの。

  「ほかの本と違い、この本にあるデータ
  はあなたを癒やしてくれる。この本から
  学べることは、あなたの心を穏やかに
  してくれる。世界はあなたが思うほど
  ドラマチックではないからだ。」

本書の著者、ハンス・ロスリングさんは、
残念ながら、2017年2月に亡くなりました。

本書は、息子のオーラ・ロスリングさんと
その奥さんアンナさんで完成させたものです。

本能として染み込んでいる、思い込みを
なくし、ファクトフルネスを身につける
ために、是非、読んで欲しい本です。

この本から何を活かすか?

私たちが、囚われている思い込みは、
以下の通りです。

 1. 世界は分断されている
 2. 世界はどんどん悪くなっている
 3. 世界の人口はひたすら増え続ける
 4. 危険でないことを恐ろしいと考える
 5. 目の前の数字がいちばん重要だ
 6. ひとつの例がすべてに当てはまる
 7. ずべてはあらかじめ決まっている
 8. 世界はひとつの切り口で理解できる
 9. 誰かを責めれば物事は解決する
 10. いますぐ手を打たないと大変な
    ことになる

本書では、これらの思い込みを捨て、
ファクトフルネスになるための
大まかなルールも示しています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 社会・国家・国際情勢 | 05:59 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

記事を読んでいてたしかに考えさせられました。


質問1での回答で選択肢を読む前に
「5%前後なのかなぁ」
と思っていたところでのあの数字だったので、たしかにチンパンジーより不正解出しそうですw

| てんぐ | 2019/02/25 21:17 | URL |















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