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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ゼロから“イチ”を生み出せる! がんばらない働き方


ゼロから“イチ"を生み出せる! がんばらない働き方

満足度★★★★
付箋数:25

  「みなさん、こんにちは。ピョートルです。
  いきなりですが、いま私がみなさんに
  一番お伝えしたいのは、
   “がんばらないでください!” ということです。」

本書の著者は、元Google人材育成統括部長の
ピョートル・フェリクス・グジバチさん。

日本人にとって「がんばる」ことは、
美徳であり、良いこととされています。

しかし、ピョートルさんは、
「がんばる」は日本特有の表現であると指摘し、
本書では、「がんばらない」働き方を勧めます。

なぜ、「がんばらない」方がいいのか?

それは、「がんばろう」と考えた時点で、
思考停止に陥ってしまうから。

本来は、どんなプロセスでやれば成果が
出るか話し合うべきなのに、「がんばる」と
決めた時点で、精神論になります。

  「 “がんばる” はソリューションでは
  ありません。がんばることをよしとする
  働き方を続けても、目先の仕事に追われ
  続けるばかりで、いずれ疲弊してしまう
  のではないでしょうか。
  その仕事の意味をじっくり考える余裕も
  なければ、仕事を心から楽しむことも、
  大きな課題を解決すことも、できない
  でしょう。」

「がんばる」ことは目的ではありませんが、
同時に「がんばらない」ことも目的では
ありません。

大切なことは、その先にあります。

それは、インパクトの大きい仕事をすること。

インパクトの大きい仕事は、何も考えず、
すぐに仕事に飛びついて、いつも作業に
追われている状態ではできません。

落ち着いて、頭を整理する余裕がないと、
何が重要で、何が重要ではないか、
判断がつかないのです。

ですから「なるはやで」、「すぐやる」も
日本人のやってしまう悪い癖だと、
ピョートルさんは指摘しています。

もちろん、すぐに行動すること自体が
悪いことではありません。

本来の目的やゴールを確認せずに、
また、どの手段を使うと最も効果的かを
整理せずに、条件反射的に動いてしまう
ことがいけないのです。

仕事のスピードは、がむしゃらさで出す
ものではありません。

例えば、最初から完成品を仕上げにいく
のではなく、まずはプロトタイプを作って、
イメージをしっかり、すり合わせる。

会議では、全員のコンセンサスを取らずとも、
必要最小限の人数で骨格を固めて進める。

交渉の場では、持ち帰って検討せずに、
その場で決済者にコンタクトを取り、
決断してしまう。

こうしたプロセスで、アウトプットの
スピードを上げていくのです。

また、ピョートルさんは生産性を
上げるために、職場でのコミュニケーション
にも言及しています。

それは、忖度がはびこらない職場。

  「 “忖度” が多い職場も、ムダながんばりを
  求められ、疲れるばかりで心理的安全性を
  損ねています。(中略)
  忖度する必要のない組織は、仕事に集中でき、
  パフォーマンスも高まります。」

個人的には、本書で示されている
ピョートルさんの考えは、しっくりくる
ものが多くありました。

「がんばらない」ことから始めて、
1つずつ、今までの凝り固まった働き方を
変えていくことが、生産性のアップに
つながる鍵だと思います。

  1章 なぜ「がんばらない」ほうが
    うまくいくのか?
  2章 to doをこなそうとがんばっていませんか?
  3章  “意図のないX” をやめよう
  4章 自分の影響力が上がるネットワーク術
  5章 「インパクト」が大きくなる働き方
  6章 「心理的安全性」をキープする方法
  7章 自分にしかできない「新しい価値」の
    生み出し方

この本から何を活かすか?

あなたの仕事のやり方は、「マラソン型」?
それとも「スプリント型」?

  「グーグルらしい働き方に “スプリント” 
  があります。マラソンのようにずっと
  走り続けるのではなく、全力ダッシュと
  休養を繰り返すものです。仕事に集中する
  時間と、休息にあてる時間を、意識的に
  つくります。」

本書が勧める働き方は、「スプリント型」。

1つのことに集中する単位を「90分」とし、
その後に、10~15分の休憩を入れます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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