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ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

睡眠の常識はウソだらけ

2019年02月04日
ノウハウ本 0

睡眠の常識はウソだらけ (フォレスト2545新書)

満足度★★★
付箋数:21

フォレスト出版の三上さんより、
献本いただきました。ありがとうございます。

  「この本は、あなたが今までの人生で、
  真実と信じてきたものを “あ、それウソだよ” 
  と言って否定する本です。
  1日6時間であれば人生の4分の1・・・、
  1日8時間であれば人生の3分の1を占める
  睡眠時間を否定するわけですから、
  もしかしたら自分自身の人生そのものを
  否定されているように感じる読者も
  いるかもしれません。」

本書の著者、堀大輔さんは、1日45分以下
の時間しか眠らないショートスリーパー。

もともと1日8時間以上眠るロングスリーパー
だったそうですが、7年かけて試行錯誤を
繰り返し、ショートスリーパーになった
そうです。

今では、日本ショートスリーパー育成協会
という組織を立ち上げています。

世間一般では、睡眠時間が6時間以下でも
活動に支障がない人をショートスリーパー、
10時間を超える睡眠が必要な人のことを
ロングスリーパーと呼びます。

しかし、本書でのショートスリーパーの
定義は睡眠時間ではありません。

次の4つの項目をコントロールできる人を
ショートスリーパーと呼びます。

 1. 入眠に悩まない
 2. 睡眠時間をコントロールして、
  自分の理想の睡眠時間を眠ることができる
 3. 起床に苦しまず、爽快に目覚める
 4. 日中の眠気をコントロールし、
  集中すべきときは集中し、寝たいときは
  眠気を発生させることができる

私は、この定義に、ほぼ当てはまるので、
ショートスリーパーと言えます。

また、朝は4時頃起きて、夜は10時半以降に
寝るので、1日の睡眠時間は5時間半程度。

一般的な定義でも、ショートスリーパー
気味なのでしょう。

さて世間では、睡眠時間が短いと健康に
良くないと言われます。

本書ではその常識を覆し、睡眠時間が長いと
逆に、健康に良くないと主張します。

  「今まで無条件に睡眠が身体にいいと
  思いこんでいたのは、天動説を信じている
  ようなものです。(中略)
  しかし、睡眠はこれとは話が違います。
  今まで、そしてこれからの人生で3分の1、
  4分の1の時間を費やす行動が、間違った
  常識に基づいた行動だなんて残念すぎ
  ませんか。」

では、睡眠は私たちの身体にどのような
害を及ぼすのでしょうか?

  ・睡眠時は、体温が1度低下、免疫力も低下
  ・睡眠時は、代謝が低下
  ・睡眠時は、酸素が不足する
  ・睡眠時は、水分量が低下する
  ・睡眠時は、血流が低下する

これは、身体への害というより、
身体の状態を言っているような気がします。

一方、これまで世の中で信じられてきた、
睡眠研究の怪しさも指摘します。

例えば、短時間睡眠は早死するという
研究は、ショウジョウバエでの実験結果
しかないこと。

その研究で使用されたショウジョウバエは、
薬物で突然変異を起こしショートスリーパー
にさせているそうです。

そのため、人間の睡眠時間を語るうえで
参考にできるか疑わしいようです。

では、なぜ、世間では「寝ないとまずい」
という常識が刷り込まれているのか?

堀さんは、製薬・医療業界が、
私たちの不安を煽っていると指摘しています。

正直、どれが事実かわかりません。

しかし、私も20年以上、毎日6時間以下の
睡眠を続けているので、本書に書かれている
内容が正しいことを願います。

この本から何を活かすか?

ちなみに、本書にはショートスリーパーに
なるためのノウハウは書かれていません。

ショートスリーパーになるための方法は、
堀さんの前著、『できる人は超短眠!
に書かれているようです。

ショートスリーパーになるためには、
これまで持っていた、睡眠への常識を
捨てるのが、第一歩。

本書は、その常識を引き剥がす役目を
担っています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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