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ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

100%集中法

2019年01月29日
自己啓発・セルフマネジメント 0

100%集中法

満足度★★★★
付箋数:25

フォレスト出版の三上さんより、
献本いただきました。ありがとうございます。

あなたは、「集中力」が高い方ですか?

私は残念ながら、あまり集中力は
高くはありません。

何かをやっていても、すぐに他のことが
気になってしまいます。

ちなみに、2013年にカナダで行われた実験では、
現代人の集中力は「8秒」しか続かないという
結果が出ています。

集中力が9秒しか続かない金魚より短いため、
「現代人の集中力は金魚以下」と報道された
ことで話題になりました。

本書は、自分の集中力を自在にコントロール
できるようになるための本です。

そのテクニックとして使われるのが、
自己催眠(セルフ・ヒプノシス)の技法です。

著者は國學院大學文学部准教授で、
催眠療法士(ヒプノセラピスト)としても
活動する藤野敬介さんです。

本書では、藤野さんが院長を務める、
催眠療院て使う技法を公開しています。

ところで、集中力を高めるために、
なぜ、自己催眠が有効なのでしょうか?

それは、催眠に入ると心身がリラックスして、
同時に意識が1点に集中して、その状態が
一定時間続くようになるからです。

また、話には聞くことがありますが、
催眠とは実際にどんな状態なのでしょうか?

よくテレビのバラエティー番組では、
催眠術師が呼ばれて、実演する様子を
見かけることがあります。

そういった番組で催眠にかかる人は、
一瞬で眠ってしまうようにも見えますが、
催眠とは、必ずしも眠ってしまう状態では
ありません。

本書では催眠状態について、
「人の顕在意識と潜在意識の優位性が
逆転した状態」と説明しています。

そして、アスリートなどが集中力が高まると
「ゾーンに入る」などと表現しますが、
本書ではそこまでの状態を求めていません。

集中力の高さで、私たちの状態を4つに
分けています。

ナチュラル < ニュートラル < フロー < ゾーン

集中力の高い「フロー」は人間の領域で、
さらにそれを研ぎ澄ました「ゾーン」は、
神の領域のようです。

これらは心身にも負担がかかりますので、
本書では主にフローに近い状態の
「ニュートラル」に自己催眠で持っていく
ためのエクササイズを行います。

では、どのようにしたら自己催眠で、
ニュートラルの状態を作れるのか?

本書では、「ニュートラル・テクニック」が
詳しく解説されていますが、ここでは
大まかな手順だけ紹介しておきます。

  0. どんな姿勢ではじめてもOK。
   しかし、椅子に座るときは猫背にならない。

  1. 両手をぶらぶら振る。

  2. 両手をぎゅっと握ってから放す。
   それを数度繰り返す。

  3. ゆっくり鼻から息を吸うと同時に、
   眼球をぐるんと上に回しながら目を閉じる。

  4. 「ハー」などの音を出しながら、
   口からゆっくり息を吐き、自分の吐く息の
   音に意識を集中させる。

  5. 必要なときだけ呼吸を繰り返したら、
   ゆっくり目を開き、両手をぶらぶら振って
   終了する。

本書ではイラスト付で、エクササイズを
行うときの注意点も説明されているので、
詳しくは本書をご覧ください。

正直、実際の効果はエクササイズを続け、
自己催眠ができるようになってみないと、
集中力がどう変化するかわかりません。

しかし、私はこれまで持っていた催眠に
対するイメージが変わり、納得感もあるので、
「やってみよう」と思える本でした。

私たちが仕事や生活をする環境では、
集中力を削ぐ要因が多くなっているので、
本書のテクニックは身につけたいところです。

この本から何を活かすか?

催眠状態に入った人には、時間の感覚が変わる
「タイム・ディストーション」と呼ばれる
現象があるそうです。

ゾーンに入ると「時間が止まる」ように
感じるのは、その極端な例です。

そこまでの状態にならなくても、
集中力が高まり、時間感覚が変わることは、
タイム・マネジメントにもつながるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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