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ブスのマーケティング戦略


ブスのマーケティング戦略

満足度★★★★
付箋数:27

『ブスのマーケティング戦略』なんて、
タイトルの本の表紙になるモデルさんも
大変だなと思ったら、著者ご本人でした。

  「この本はブスの自虐エッセイではない。
  れっきとした実用書である。
  税理士、大学院生、一児の母、そしてブス
  であるわたくし田村麻美が、これまでの
  人生で学んだ戦略を、具体的な行動提案
  として記したものだ。」

本書は、行動できないブスのみなさんと、
劣化がはじまっている焦っている美人の
みなさん向けに書かれています。

実用としては言葉の定義が大事なので、
本書では、以下のように「ブス」「美人」
を定義しています。

  ブス:見た目を武器にできない人
  美人:見た目を武器にできる人

武器にできるかどうかは客観性を欠くので、
測定可能で定量的に判断するための基準も
設定されています。

他人から「かわいいね、美人だね」と
顔をほめられたことが、「20回以上」
あるかないかで判断します。

本書では、「生まれたときからブスだった」
として、田村さんの幼少の頃からの写真も
掲載されています。

お笑い芸人であれば、ブスであることが
キャラクターであり、自分の商品価値を
高めていますが、一般人はどうなのか?

田村さんは、ブスというネガティブな要素を
完全に自分の商品価値を際立たせるために、
活用しています。

しかし、一般の方にはそこまで求めていません。

あくまで、自分を商品と考え、見た目の
客観的査定を行い、プロダクト解析を行う
ところから本書はスタートします。

  「集合写真を見てみよう」

本書では、31個の自己改革のためのワーク、
「ブスのための作業」が課せられていますが、
最初の作業がコレです。

集合写真の自分の見た目を、商品という
観点で冷静に見てみます。

  「自分を商品と考えたとき、見た目は
  パッケージにあたる。顔が商品名であり
  ブランドであるのだ。」

もちろん、商品の善し悪しはパッケージ
だけで決まりません。

見た目以外にも、経済力(仕事)、学歴、
居心地(人柄)、相性(個性)の要素で
総合的に判断します。

各項目100点満点で、田村さん自身の
プロダクト解析は、次のスコアになります。

  見た目:ブス「0」
  経済力(仕事):税理士「50」
  学歴:立教大学卒「70」
  居心地(人柄):けっこうおもしろい「90」
  相性(個性):顧客によって決まる「?」

本書では、このような自己分析を行い、
見た目が武器にならない方には、
他に武器を身につけるよう勧めます。

それが戦略的な人生を送ることになります。

その最終ゴールとなる、本書の目的は2つ。

1つ目は、ブスの幸せな結婚。
2つ目は、ブスの経済的な自立です。

小学校のときに、自分がブスであることに
気づき、そこからトライ&エラーを
繰り返し、田村さんは傷つきながらも
2つの目的を果たしました。

本書では、その半生をマーケティング戦略
として、誰でも実践できるよう解説します。

何もかもさらけ出して書いているので、
心を揺さぶられるところがありますし、
赤裸々過ぎて、辛い部分もありました。

しかし、事実を受け入れ冷静に戦略を立て、
最終的には田村さんは成功しているので、
多くの方に参考にして欲しい本だと思います。

  「 “ブスのくせに” と他人からも言われ、
  そして自分自身でも思っていた私が、
  いま、ほしいものはすべて手に入れている。
  しかも、その成功要因は・・・・、
   “ブスだったから” なのである。
   “ブスだからこそ” 自分に自信がなかった
  からこそ、武器を装備し続けたおかげで、
  いまここに立っている。」

この本から何を活かすか?

本書では、本名、顔写真も公開され、
処女喪失、性体験、合コン体験なども
包み隠さずに語られています。

さすがに、田村さん自身にも迷いがあった
ようですが、ご主人が後押しされて、
覚悟が決めて書いたようです。

本書からは、身を削ってまで、
自分が納得する本を書こうとした、
田村さんの本気度が伝わってきます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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