活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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共感スイッチ

満足度★★★
付箋数:24

仕事でもプライベートでも、すべての
人との関わりで、そのベースになるのが、
コミュニケーションです。

しかし、自分の意図したことを、しっかりと
相手に伝えるは、意外と難しいものです。

伝えたつもりが、違って理解されていたり、
そもそも話を聞いてもらっていなかったり。

相手にちゃんと伝わっていないことは、
よくあります。

では、どうしたら、自分の考えや想いを
相手に正しく伝えられるようになるのか?

  「 “共感” が生まれると、さまざまな感情が
  動きます。親しみや愛着、涙がこぼれる
  ような感動、つい笑ってしまうおもしろさ。
   “共感” が相手の心に何かを残す突破口を
  開いてくれて、よりよく “伝わる” 土台が
  できます。
  その “共感” という入り口を開くための
  鍵を、この本では “共感スイッチ” と
  呼ぶことにします。」

相手の「共感」を呼ぶことが、伝える
ためのコツなのです。

本書の著者、浜崎慎治さんはCMディレクター。

15秒や30秒で、人々の共感を得て、
伝えるプロフェッショナルです。

これまで手掛けてきたTVマーシャルは、
KDDI・auの「三太郎」シリーズ、
家庭教師のトライの「トライさん」シリーズ、
日野自動車の「ヒノノニトン」シリーズ
などなど。

誰もが知っている、大ヒットCMを
数多く手掛けてきました。

なぜ、浜崎さんが、こんな大ヒットCMを
連発できたかというと、伝える相手の
「共感スイッチ」を押していたからです。

共感のスイッチは、CMだけに必要なもの
ではありません。

面接や営業のような、限られた時間での
アピール。

絶対に想いを伝えなければならない
プレゼンテーション。

まったく違う世代や価値観を持つ
相手とのやりとり。

大切にしたい友人や家族との
コミュニケーション。

あらゆるコミュニケーションの場で、
相手の共感スイッチを押すことは、
伝えるための強力な助けになります。

では、共感スイッチは、どこにあるのか?
それをどのように押せばいいのか?

  「本書では、僕が相手の “共感” を
  得るために意識している “共感スイッチ”
  の主な特徴と、具体的な8種について
  紹介していきます。
  8種の “共感スイッチ” とは、言い換えれば
  相手のどこかに隠れている関心の
   “ツボ” です。」

8種の共感スイッチは、以下の通りです。

  1. おもしろスイッチ
  2. 鳥取スイッチ
  3. 次男スイッチ
  4. 国立大スイッチ
  5. 教室スイッチ
  6. 朝ドラスイッチ
  7. 父親スイッチ
  8. 自分スイッチ

ちょっと名前だけ見ても、それがどんな
共感スイッチか想像できないものも
多いですが、読むと、なるほどと思えます。

共感スイッチは、パッと見えないだけで、
どんな人にでもあります。

そして、相手に何かを伝えるときは、
聞く耳をもってもらうために、
共感スイッチを押してからの方が、
断然、伝わるのです。

本書は、実用的に使えるだけでなく、
大ヒットCMの裏話もあり、
読んでいても面白い本でした。

この本から何を活かすか?

  「トントントントン、ヒノノニトン」

やたらと耳に残るこのフレーズ。

軽トラックのCMなのに、子どもたちが
勝手に口ずさんでしまうほどの
インパクトがあります。

この日野自動車のCMで使われているのが、
「教室スイッチ」です。

聞いた瞬間、その場に強い理解をもたらす
強さがあるもの。

それはある種の「記号」です。

強い記号があれば、一瞬で相手に伝わり
そこから興味を抱くようになります。

相手の記憶に残すためにも、音でも
リズムでも、言葉でも、強い記号を
入れて伝えるようにすると良いようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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