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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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チーム内の低劣人間をデリートせよ ——クソ野郎撲滅法

満足度★★★
付箋数:22

あなたの職場には、次のような行為を
する人はいませんか?

  ・個人攻撃をする人
  ・私的な空間に平気で侵入してくる人
  ・不快な身体的接触をしてくる人
  ・言葉や身振りで脅しや恫喝をする人
  ・いつも人のやる気を萎えさせる人
  ・人前で屈辱を与える人
  ・相手が存在しないかのように扱う人

どんな会社や組織でも、このような
できれば避けたい人はいるものです。

本書では、こんなイヤな行為をする人を
「クソ野郎(Asshole)」と呼びます。

こんな過激な表現を使うのは、
スタンフォード大学経営理工学部教授の
ロバート・I・サットンさんです。

驚きなのは、本書の元になったエッセイが、
「クソ野郎」という表現がそのまま
ハーバード・ビジネス・レビュー誌に
掲載されたということです。

  「私が本書を記したのは、残念がら
  大半の人が、職場でクソ野郎どもに
  直面しなければならないからだ。
  本書では、そのようなうっとうしい
  やつらが周囲の人に与える影響や、
  組織のパフォーマンスを低下させる
  様子について述べている。
  また、職場からこうした低劣な人間を
  遠ざける方法や、厄介な連中を変える方法、
  かたくなに自分のやり方を変えようと
  しないクソどもを追放する方法、
  やつらがもたらす被害を最小限に
  食い止める方法などを紹介する。」

本書では、クソ野郎による悪影響の
原因を特定して、改善するための方法を
紹介します。

次に、「クソ野郎撲滅法」を採用している
組織の取り組みと効果を示します。

更に、卑劣な上司・同僚・部下がいる
組織で生き延びる術を案内します。

「クソ野郎」という表現は強烈ですが、
その対策はそこまで過激なものでは
ありません。

本書のいい点は、クソ野郎を責める他責
で終わらず、自分自身がクソ野郎に
ならない方法についても言及している
ことです。

誰でも、一歩間違うと自分がクソ野郎に
なってしまう可能性があります。

本書には、クソ野郎自己診断テストまで
掲載されています。

ここでは、このテストの一部を紹介します。

 1. あなたは、無能なバカに囲まれていると
  感じている―そしてときどき、それを
  彼らに伝えられずにはいられない。

 2. あなたは、いまの能なしどもと一緒に
  働くようになるまではいい人だった。

 3. あなたは、周囲の人を信用できない。
  そして周囲もあなたを信用していない。

 4. あなたは、同僚を競争相手だと思っている。

 5. あなたは、 “はしごをのぼる” 最善の
  方法は、他人を蹴落とすことだと思っている。

 6. あなたは、ひそかに他人の苦しむところを
  見て楽しんでいる。

こういった質問が全部で24問あり、「イエス」の
個数を数えて、自分のクソ野郎度を診断します。

自分がそうならないように努め、
組織の中からも撲滅したいクソ野郎ですが、
実は真のクソ野郎だからこそ成功した人も
世の中にはいます。

  「実例その一は、アップル社のCEOにして
  ピクサー社のCEO、そしてディズニーの
  筆頭株主にもなったスティーブ・ジョブズ。
  彼はフルネームがスティーブ・ “クソ野郎” 
  ・ジョブズなのではないかと疑いたくなる
  ほどのクソ野郎だった。」

サットンさんは、クソ野郎の利点は、
一定認めつつも、やはり貴重な人生を
そんな人に囲まれて過ごしたくないので、
組織に「クソ野郎撲滅法」を取り入れる
ことを勧めています。

この本から何を活かすか?

もし、不幸にしてあなたの職場が、
クソ野郎に支配されていたら?

本書では、次の対処法が紹介されています。

 リフレーミング、感覚を麻痺させる、
 小さな勝利を見つける、なるべく会わない、
 安全と支援と正気を確保する・・・

しかし、可能であればそんな職場からは
逃げることを真っ先に考えます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 04:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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