活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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才能の正体

満足度★★★★
付箋数:25

2013年に刊行され、ベストセラーのなった
坪田信貴さんの『学年ビリのギャルが1年で
偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
』。

有村架純さん主演で映画化されたので、
ご覧になった方も多いと思います。

私もAmazonプライムで『ビリギャル』を
見ました。

さて、ビリギャルは、偏差値30以下で、
学年ビリだった、さやかちゃんが、
猛勉強して現役で慶應義塾大学に合格した
ストーリーでした。

この本や映画を見た方から、よく、
坪田さんは次のように言われるそうです。

「彼女は、もともと才能があったんでしょう?」

こう尋ねてくる人は、「才能」は特別な
もので、一部の人にしか備わっていない
特別なものだと考えています。

ビリギャルの娘が、地アタマが良くて、
もともと才能があったと言われるのは、
「結果」だけを見て、判断されているから。

そして、坪田さんは次のように答えます。

  「才能は、誰にでもある。
  みんな、その才能をどう見つけたらいいのか、
  どう伸ばせばいいのかが、わからないだけ
  なのです。自分の才能も、我が子や、
  教え子や、部下や、後輩の才能も。
  そればかりか、多くの人たちは、その才能を
  潰してしまうことばかりしている・・・。
  そのことにこそ、気づくべきなのです。」

本書は、才能とは何なのか、そしてそれを
どう見つけて、どう伸ばしたらいいのかを
解説した本です。

一般的に「才能」とは、もともとデキる人
に備わっている能力の意味として使われますが、
本書では、次のように定義します。

才能の正体は、「洞察力」。

  「相手が何を求めているのか?
  ―これを想像し、洞察し、察知することは、
  勉強にもビジネスにも必要最低限のこと。
  (中略)相手の思考や行動を見抜けるように
  なる人のことを、いわゆる “才能がある” 
  と言うべきではないかな、と僕は思います。」

洞察力とは、物事を深く鋭く観察し、
その本質にあるものを見抜く力のことです。

では、どのようにすると、洞察力の
ある人に育てることができるのか?

坪田さんは、最初にすべきことは、
相手との「信頼関係」をつくることだと
言います。

  「まずは現実になってほしいことを
  言葉にする。言葉にして、その言葉を
  何度もアウトプットして、それによって
  感情を動かす。
   “歩むべき大切で正しい道(大義)” を
  定め、目的を明確化する。
  同じ目的に向かって進むための信頼関係を
  作る。―これをやれば、必ず才能は伸びるし、
  人材も育ちます。」

そして、個人を伸ばしていくのは、
正しいやり方で「フィードバック」する
ことです。

フィードバックで、相手の間違った点や
マイナス面だけを伝えるのはNGです。

プラスの意図も、マイナスの意図もなく、
ただ客観的な事実のみを伝えるのが、
正しいフィードバックです。

自分の価値観を挟まずに、ただひたすら、
中立的なフィードバックをするのが正解。

なぜなら、人はフィードバックを受けると、
より良くなろうとする生き物だからです。

事実のみで、中立的なフィードバックを
続けると、もともと本人が持っていた
理想の姿に少しずつ近づいていくのです。

本書は、後半、話が少し冗長になって、
若干見えにくい部分も出てきますが、
個人的には非常に得るものがありました。

勉強をするときなどの事例も多く、
100%仕事やビジネスについて、
語っているわけではありません。

しかし、それをどう活用するかは、
あなた次第だと思います。

この本から何を活かすか?

「やる気」とは、「動機付け」のことです。

坪田さんは、これを「認知」、「情動」、
「欲求」の3つの行動に分けて説明します。

そのうち、最も大切なのは最初に
「認知」することです。

「これなら自分にできそう」で、しかも
「これはきっと人生に役に立つに違いない」
と「認知」させることが、やる気を起こす
ためのスタートです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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