活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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いま君に伝えたいお金の話

満足度★★★★
付箋数:24

  「この本は、僕が日本に帰るたびに各所で
  行っている “お金の授業” を通じて見えた、
  日本の子どもたちと “お金” の関係をもとに、
  みんなが知りたがっていたこと、
  僕が伝えたいと思ったことを書いています。」

ここで「お金」について語る「僕」とは、
本書の著者、投資家の村上世彰さんです。

村上さんは現在、シンガポール在住で、
たまに日本に帰ってきたときに、
子ども向けに「お金の授業」を行っています。

本書はその内容をベースにまとめたもの。

  「この本では、そもそも “お金って何だろう” 
  というところから、お金を稼ぐ方法、
  使い方といった、お金との付き合い方、
  そしてお金の持つ力について話します。
  お金の使い方としては、 “自分の幸せのために
  使う” ことと、 “社会や人のために使う” 
  ことのふたつを紹介しています。」

村上さんは、ファンドマネージャーとして
活躍していた頃、「もの言う株主」として
恐れられていました。

そして、2006年にニッポン放送株式の
インサイダー取引の容疑で逮捕されます。

ですから、世間的には「お金に汚い悪い奴」
といったイメージがあるかもしれません。

  「残念ながら、日本では “お金=汚いもの” 
   “お金=悪いもの” という感覚が広く
  根づいています。メディアでも、お金を
  たくさん稼ぐことが “悪いこと” のように
  報じられることが多々あります。
  僕自身が批判の対象になったときには
   “日本ではこれほどまでにお金のイメージが
  悪いのか” と改めて海外との違いも感じました。
  いまだに僕は、その違和感を抱いています。」

日本では、額に汗して働くことこそが正しく、
投資で儲けるなんて良くないと思っている方が
多いのでしょう。

ですが、私は村上さんの「お金」や「投資」に
関する考え方に、かなりの部分で同意します。

2017年に刊行された、村上さんの著書、
生涯投資家』についても当ブログの記事で
激賞させていただきました。

本書のお金の話しも、できるだけ多くの
日本の子どもに読んで欲しいと思います。

  1 お金って何だろう?
  2 お金と世の中の関係
  3 君がお金を手にする方法
  4 働き方が大きく変わる
  5 稼いだお金を貯めて増やす
  6 お金と向き合うための覚悟
  7 とっておきのお金の使い方

読者の対象としては、小学生から高校生ぐらい
までを想定して、平易ば文で書かれています。

ただ、私は本書を「日本の大人は、
どれくらいわかっているのだろうか?」
と思いながら読みました。

もし、本書を読んで得るものはないと
感じる人がいるとすると、それはお金の
表面的なことだけを知って、わかったつもりに
なっているのではないかと思います。

村上さんが本書で語っていることを、
ある程度の年数をかけて実践できていれば、
今現在、お金には困っていないはずです。

働かなくても、食べていけるだけのお金を持ち、
一定の額の寄付もできていることでしょう。

もし、あなたがそのようになっていなければ、
大人であっても本書を読んで、実践して欲しい
と思います。

私のお金に関する座右の書は本多静六さんの
私の財産告白』ですが、本書はそれに
通ずるものがありました。

村上さんは、本書で稼ぐお金の「2割貯金」
を推奨していますが、本多静六さんは
「2割5分(4分の1天引き)貯金」を
推奨しています。

この本から何を活かすか?

村上さんが株式投資をする上で、もっとも重視
してきたのが「期待値」という考え方です。

  「期待値とは、儲かる確率のこと。
  100円である株を買ったときに、将来それが
  300円になる可能性はどれぐらいか、
  逆に50円になってしまう可能性はどれくらいか、
  ということを自分なりに一生懸命考えて、
  期待値を割り出します。」

この期待値を割り出す感覚を鍛えるために、
日常生活でできる訓練として紹介されいたのが、
ポーカー、じゃんけんゲーム、31ゲーム、
七並べなどのゲームです。

また、お金に強くなるゲームとしては、
「村上家版ゴチになります!」という
食事代当てゲームが紹介されていました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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