活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

満足度★★★
付箋数:24

あなたの会社では、本当に実力のある人が、
正当に評価され、それに見合った出世を
していますか?

本当はそうあって欲しいものですが、
現実は違うことが多いようです。

  「 “実力がある” から、よいポジションを
  手に入れられるのではなく、 “実力があると
  周囲が錯覚する” から、よいポジションを
  手に入れられているという部分が大きいのだ。」

本書では、本当に実力がある人を「実力タイプ」、
実力はないが、実力があるように見せかける
能力のある人を「錯覚力タイプ」と呼びます。

この2つのタイプ、年数が経つほど、
出世していくのは、どちらでしょうか?

一時的には、錯覚力タイプが会社を騙せても
年数が経つとメッキが剥がれ、実力タイプが
出世すると考える方が多いのではないでしょうか。

しかし、会社は実力タイプよりも、
錯覚力タイプのほうが有能だと認識するので、
錯覚力タイプは実力タイプよりも、よりよい
ポジションや成長のチャンスを手に入れます。

錯覚力タイプは、エリートコースに乗り、
いい先輩の丁寧な指導を受け、重要な仕事を
任されるので、本当の実力をアップする機会に
恵まれます。

一方、実力タイプは会社にその実力が
認められていないので、重要な仕事をする
機会にも恵まれず、ろくな経験が積めず、
実力が伸び悩みます。

その結果、数年経つと本当の実力においても
錯覚力タイプが、実力タイプを追い抜く
ことになります。

これが繰り返され、錯覚力タイプと実力タイプ
の差は年数と共に、どんどん広がっていく。

  「 “錯覚資産によってよい環境が手に入り、
  よい環境によって実力が育ち、実力がある
  からそれが成果を生み、その成果を利用して
  さらに錯覚資産を手に入れる” というループが
  回ることで、錯覚資産が雪だるま式に
  増えていくとう構造があるのだ。」

本書で言う「錯覚資産」とは、人々が自分に
対して持っている、自分に都合のいい
「思考の錯覚」のことです。

この思考の錯覚は、本人は自分が錯覚して
いるという自覚がありません。

特に、「自分だけは大丈夫」と思っている
人ほど、思考の錯覚に陥りやすいようです。

本書は、2つの目的で書かれています。

1つ目は、「実力主義」の欺瞞を暴くこと。

  「年功序列が崩壊し、男女平等が実現し、
  インターネットによって、誰でも平等に
  チャンスが与えられるようになり、誰もが、
  本当の価値、本当の実力で評価される
  世の中になってきている。
  そんなことを言う人たちが、どんどん
  増えてきている。
  それが本当なら、まったくけっこうなことだ。
  しかし、現実は異なる。
  自分より実力のない人たちが、自分より評価
  されるなんてことは、いくらでもあるのだ。」

2つ目は、成功法を伝えること。

  「 “世の中、実力主義になんてなっていない” 
  という身も蓋もない現実を踏まえたうえでの、
  リアルな成功法だ。
  具体的には、思考の錯覚を理解し、
  錯覚資産の生成・操作・運用方法を理解し、
  有害な思考の錯覚を取り除くことで、
  仕事や人生においての成功確率を、
  飛躍的に上げる方法を書いた本だ。」

著者のふろむださんは、延べ数百万人に
読まれたブログ『分裂勘違い君劇場』を
書いているモンスターブロガーです。

本書は、ふろむださんの衝撃のデビュー作。

ふろむださんは、非常に人を惹きつける
文章を書くので、多くの「信者」が生まれる
ことは容易に想像がつきます。

その分、アンチも多くなるハズですから、
本書は好きな人、嫌いな人にハッキリと
分かれる本だと思います。

この本から何を活かすか?

あなたは、「ハロー効果」をご存知ですか?

ハロー効果とは、認知バイスの一種で、
その人の何か1点が優れていると、後光がさして、
何もかもが優れて見えてしまうような錯覚のこと。

ここで、ハロー効果のことを知っていた
という方は、要注意です。

  「 “ハロー効果ね。ああ、知っている” 
  と言う人のほとんどは、あいかわらず
  ハロー効果に引きづられて、誤った認識や
  判断をしているということだ。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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