2008.09.04 Thu
黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 至高の銀行・証券会社編

黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 至高の銀行・証券会社編
(2008/07/26)
橘 玲+海外投資を楽しむ会 商品詳細を見る
満足度★★★
本書は“マニュアル”です。
海外の銀行や証券会社での口座開設を
あまり考えていない方は、書店で中身をザーッと確認してから、
購入するかどうかの判断をした方が良いでしょう。
それよりも先に、「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」を
まだ読んでいない方は、最初にそちらを読むことをオススメします。
「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」が理論編であるのに対し、
本書は実践編という位置づけで、海外の5つの銀行と7つの証券会社の
口座開設方法が詳しく解説されています。
(“まえがき”と“あとがき”では「8つ」の証券会社を紹介と、
書かれていますが、詳しく書かれている証券会社は「7社」です。)
本書で紹介されるのは、
銀行:アビーインターナショナル、HSBC香港、シティバンク香港など、
証券会社:ファーストトレード、イートレード、BOOM、KGIなど。
それでは、海外の金融機関を利用するメリットは何か?
この質問に対し本書では、
1. 日本にない多様な投資商品・金融サービスにアクセスできる
2. 日本よりも安いコストで金融商品を取引できる
3. グローバルな金融の最先端が体験できる
との回答を示しています。
海外投資を楽しむ会(AIC)が10年前に、ゴミ投資家シリーズを出版した当時、
私の目に最も魅力的に映ったのは、3番目の理由である、
未知の(他の人ができない)経験ができるということでした。
現在では、そんなワクワク感は少なくなり、日本の証券会社で買える
金融商品の種類も、当時より増えました。
しかし、それでも国内の証券会社から投資できない金融商品は数多くあり、
海外口座を開設して選択肢を広げれば、それだけ投資機会を逃すことも
少なくなります。
ですから、今でも上記、1番目の理由は健在ですね。
本書は、大半がQ&A形式と手続き説明で占められているので、
“読み物”としては、あまり面白くないかもしれませんが、
最新の情報にアップデートされたマニュアルとしては、
精度は高い本に仕上がっていると思います。
この本から何を活かすか?
海外投資を楽しむ会は、もともと金融の専門家ではなく、
Do It Yourselfの精神で、トライ・アンド・エラーを繰り返すことで、
この分野のパイオニアとして活動してきました。
私自身を振り返ってみると、最近ではハングリー精神が減退し、
何に関しても、あまりトライ・アンド・エラーを繰り返していないことに
気づきました。
これじゃ、だめですね。Back To Basics!
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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