活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

満足度★★★
付箋数:24

少し前に刊行された本ですが、かなり売れて
いるようなので読んでみました。

あなたの周りには、話が長い人はいませんか?

もし、話が長い人がいるなら、
さりげなく本書を勧めてあげましょう。

私は話しを聞いていて、「で、結局、何?」と
思うことがしばしばあります。

親しい人には、是非、本書を紹介したいですね。

本書は、Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一さん
による「1分で刺さる伝え方」を身につける本。

伊藤さんは言います。

  「まず、1つ気づいてほしいのは、そもそも、
   “人は、相手の話の80%は聞いていない” 
  ということです。」

余程、相手があなたのことが好きだったり、
興味を持っていない限り、人は話を聞きながら
いろいろな事を考えているものです。

80%いう数字が根拠があるかどうかは別にして、
「みんな人の話を聞いていない」ことを前提に、
話を組み立てていった方がいいでしょう。

では、80%聞いていない相手に対して、
どのように話したらいいのでしょうか?

  「そのために必要なのは、 “1分で話せる
  ように話を組み立て、伝えよう” 
  ということです。これが基本です。
  私が思うに、 “1分でまとまらない話は、
  結局何時間かけて話しても伝わらない” 
  逆にいえば、 “どんな話でも『1分』で
  伝えることはできる” ということなのです。
  特に忙しい上司や役員などは、 “1分” の
  ほうが聞いてくれる確率は高いでしょう。」

プレゼンをするときの、基本中の基本は、
「誰に、何を、どうしてもらいたいか」を
明確にすることです。

この中でカギになるのは「誰が」の部分。

ここはキーマンが誰かを確認することに
とどまらず、それがどんな人なのかまで、
具体的にイメージする必要があります。

 ・どういう立場にいるのか
 ・どんなことに興味があるのか
 ・どんなことをプレゼンに求めているのか
 ・専門的な要素をどのくらい理解できるのか
 ・何にネガティブな反応をするのか

このように聞き手のことをイメージして、
話す内容、言葉遣い、話し方などを変えます。

そして、プレゼンのゴールは理解してもらう
ことではなく、「相手を動かす」ことです。

キレイなプレゼンは必要ありません。

「動かして、なんぼ」なので、そのために、
できることはすべてやりきります。

また、本書の「1分で伝える」話の骨格は、
ロジカルシンキングでよく聞く、
ピラミッド・ストラクチャーです。

最初に、ピラミッドの頂点になる「結論」
を伝え、2段目でその「根拠」を3つ挙げます。

最後の3段目で、「実例」を示します。

それに加え、1分という短い時間の中でも、
自分の作ったイメージの中に、相手に
入り込んでもらうために、次のように
問いかけます。

  「想像してみてください、もし、
  あなたが、○○だったらどうでしょう」

最後に、いらない言葉を削り、不必要な話を
カットして、全体をシンプルにまとめます。

  「たくさん話したくなるのは、調べたこと、
  考えたことを全部伝えたい!、 “頑張った!” 
  と思ってほしいという話し手のエゴです。
  でも、聞き手は、必要最低限の情報しか、
  ほしくないのです。」

つい余計なことまで伝えたくなるのは、
人の性なので、これはかなり意識しないと
いけませんね。

本書の伝え方は、類書でもよく見かける方法
ですが、非常にシンプルにまとまっていて、
実践しやすい本だと思います。

この本から何を活かすか?

話が長い人が、つい言ってしまっていること。

それは次の4つの話が入っているから。

  1. 「プロセス」を話す
  2. 気を遣いすぎる
  3. 自分の意見とは違うことを言う
  4. 笑いを入れる

これらが原因で、話が長くなって、
伝わらなくなっているようです。

これらはプレゼンだけでなく、
会議などでも、気をつけたい点ですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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