活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

QUEST 結果を勝ち取る力

2018年08月09日
目標達成本 0
満足度★★★★
付箋数:25

サンクチュアリ出版の南澤さんから
献本いただきました。ありがとうございます。

  「どうすれば、自分が計画したとおりに、
  自分を行動させることができるのか。
  どうすればたった今 “やるべきこと” に、
  自分の行動を集中させることができるのか。
  その方法を伝えるのが、この本である。」

本書の仕事術は、以下の先人たちの知恵を
実社会で使いやすいようにアレンジして、
まとめています。

 ●チクセントミハイさんのフロー体験
 ●ロウ・バウマイスターさんの意志力
 ●デビッド・アレンさんのGTD、
 ●トム・ピーターズさんのプロジェクト
  マネジメント
 ●ハイラム・W・スミスさんの
  タイムマネジメント
 ●ピーター・ブレグマンさんの18分の法則

本書は、「やる気」を意志の力ではなく、
技術で継続させる方法について解説した本です。

著者は、リーダーシップ・行動心理学の
スペシャリストである池田貴将さん。

なぜ、わたしたちは、こんなに忙しいのに、
やるべきことが片付かないのでしょうか?

池田さんは、私たちの「行動のモード」に
問題があると指摘します。

私たちの行動は、次の3つのモードに分かれます。

  1. 意思モード
   自分で選んだことをやっている

  2. 反応モード
   まわりの出来事に対応している

  3. 惰性モード
   思考を止めて習慣に流れている

私たちは、行動を起こすたびに、
いずれかのモードを選んでいるのです。

「意思のモード」は、自分が「こうしよう」と
思ったことをやっている状態。

やるべきことが片付かないのは、自分の行動が、
「反応モード」または「意思モード」に
入っている時間が、思っているより長いから。

自分が取っている行動が、どのモードなのかを
確認しないと、周りからの刺激を受けて
反応していたり、流されて無意識に続けて
時間を潰しているのです。

池田さんは、「やろう」「やらなきゃ」と
考える自分と、その行動を実際に「やる」自分は、
別人であると指摘します。

だから、「やろう」「やらなきゃ」と思った
ことを、他人に伝えるように整理して、
「やる」自分に伝える必要があるのです。

「やろう」「やらなきゃ」を整理するには、
思いにふけらず、無感情で4つの箱に振分けます。

まず、「やるつもりがあるかどうか?」を
自分に問いかけます。

答えが「ない」なら「ゴミ箱」へ。

答えが「どちらでもない」なら
「メモする」の箱へ。

この箱に入れたものは、更に「連絡待ち」、
「判断材料」、「ルーチン」の3つに分けます。

答えが「あるけど今じゃない」なら、
「次やること」の箱へ。

この箱も更に、「ここでやる」、「この日にやる」、
「あとでやる」の3つに振分けます。

答えが「ある」で、それが2~3分でできることなら、
「やる」の箱へ。

「ある」でも、今すぐにできないなら、
「次やること」の箱へ入れます。

これは本書で紹介されるタスク管理の一例です。

基本は、「やるべきこと」を1ヶ所にまとめて、
いつやるかを決め、反応や惰性で動かないように、
集中できる状態を作ることです。

惰性でスマホをいじってしまう時間が多いなら、
その誘惑が起こらないよう工夫をします。

雑念を振り払って、竜だけを倒す。

表紙や挿絵も相まって、ワクワクする冒険に
出るような気分にさせられる本です。

無味乾燥なタスク管理本と違い、タスクをこなす
ことが、楽しみになると思います。

この本から何を活かすか?

  「私たちが “やりたくない” とか “不安だ” と
  感じる気持ちの強さは、やることをためらった
  時間の長さに比例します。ですから早く手を
  動かせば動かすほど、次にまた同じ行動を
  取るとき、抵抗感なくその行動に移ることが
  できるはずです。」

「次にやること」が決まったら、時間を開けずに、
そこに向かって、ただ手を動かすだけ。

心の準備など、しない方がいいのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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