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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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感情の問題地図 「で、どう整える?」ストレスだらけ、モヤモヤばかりの仕事の心理

満足度★★★
付箋数:24

あなたは、仕事上でどのようなストレスを
抱えていますか?

現代において、ストレスがない人は、稀な存在。

多かれ少なかれ、誰もが、何らかのストレスを
抱えながら仕事をしています。

このストレスの裏にあるのは「感情」です。

よく「仕事では感情的になるな」と言われますが、
本書の著者、臨床心理士の関屋裕希さんは、
そんな感情との付き合い方は「もったいない」
と言います。

  「本書では、仕事をしていてよく感じる
   “怒り”  “悲しみ”  “落ち込み”  “不安”
  の4つの感情を “味方につける” ことで
  ストレスから自分を守る方法をお伝えします。
  誰かを味方につけるには、相手をよく知る
  ことから。これは、感情でも同じです。」

本書は、累計17万部突破の「問題地図」
シリーズの最新作。

ストレスフルな仕事環境で、感情とうまく
付き合う方法を、感情地図と共に解説します。

では、本書で扱われる4つの感情のうち、
「落ち込み」について紹介しましょう。

私たちは、物事が思うようにいかなかったり、
自分に自信が持てなくなったりすると、
「落ち込む」ことがあります。

これは、人としては当たり前の感情です。

問題なのは、落ち込んでしまったことから、
どんどんネガティブに考えてしまい、
負のループに嵌って、抜け出せなくなって
しまうことです。

 「見込みが甘かったんじゃないか」
 「もう少し早く連絡しておけばよかった」
 「プレゼンで、あの資料も入れるべきだった」

これが健全な反省で、次回は失敗しないように
考えているのなら、何の問題もありません。

しかし、無意識のうちに、過去の失敗や
自分の欠点を、何度も何度も繰り返し
考えてしまうのは良くありません。

この思考のクセを「反すう思考」と呼びます。

反すう思考に入ってしまうと、「忘れよう」、
「考えないようにしよう」とすればするほど、
かえって思い浮かべてしまうものです。

では、一体どうすれば、反すう思考から
抜け出せるのか?

本書では、次の3つのステップで対処します。

  ステップ1.  気づく
  ステップ2.  距離をとる
  ステップ3.  現実思考に戻る

本書では、それぞれのステップで対処法を
解説していますが、例えば、ステップ3の
「現実思考に戻る」簡単な方法として、
「友人アドバイス法」が紹介されていました。

  「わかっているようで、自分のことが一番
  見えていないもの。そこで、反すう思考とは
  別の捉え方のアイディアを出すために、
  友人をアドバイスをするイメージを活用します。
  (中略)自分に客観的な視点から言葉を
  かけるのは難しいのですが、仲のいい同僚が
  自分と同じ状況にいたとしたら・・・
  とイメージすると、視野が広がってきて、
  やさしい言葉だってかけられます。
  そして、私たちは自分にも同じように
  声かけしたっていいはずです。」

本書の売りである、感情の問題を図解した
「問題地図」は、正直、私はあまり
参考になるような印象はありませんでした。

しかし、それぞれの感情への対処方法が
いくつも紹介されていて、かつ具体的なので、
実用性が非常に高い本だと思いました。

感情をなくすのではなく、うまく付き合う。

モヤモヤしたときに、本書を開くと、
気づきがあり、対処法が書いてあるので、
自分を守ることができる本だと思います。

この本から何を活かすか?

次の5つのうち、あなたに当てはまるものは、
いくつありますか?

  □過去のことを繰り返し考えている

  □「なぜ○○したのか、しなかったのか」
   という考えが浮かぶ

  □考えることをやめたくてもやめられない

  □自分を責めるような考えが浮かぶ

  □「絶対」「いつも」「~にちがいない」
   など、大げさな表現で考えている

落ち込みの原因である「反すう思考」は、
自分がその状態にあることに気づくことから
対処が始まります。

5つの内、3つ以上当てはまれば、
反すう思考をしている可能性が高いようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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