活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術

2008年09月05日
投資 2

マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術──連鎖崩壊時代の「実践・資産透視学」
マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術──連鎖崩壊時代の「実践・資産透視学」
(2008/07/11)
松藤 民輔 商品詳細を見る

満足度★★★

結論は、読む前から分かっていました。

  恐慌が来た。“金”と“金鉱山株”を買え!

パターンの美学と言うべきでしょうか?

水戸黄門のドラマで、同じパターンを楽しむように、
松藤民輔さんの本は安心して読むことができます。

もちろん、松藤さんが印籠を出す(金投資を勧める)までの
プロセスには、最新の経済状況や事件などが盛りこまれていますから、
出版される本によって、内容は毎回マイナーチェンジされています。

しかし、大筋は変わりません。

それでもなお、松藤さん本を読んでしまうのは、
独自の視点の面白さや、シナリオ構築力の高さがあるからでしょう。

  「15年間、私はこの恐慌を待っていた。」

と松藤さんは言います。

本書では、バブル崩壊、中国の失速、中東の誤算など、
これから起こり得る最悪のシナリオを描き、
金投資の時代が到来したことを、声高に叫びます。

  ・“有事のドル“から“有事の金”へ。
  ・金の理論価格は、2,289ドル。
  ・60年に1度の金投資へのチャンス到来。

どの本でも、変わらぬ持論を展開することで言えば、
ミスター“円安”こと藤巻健史さんも同様です。

このお2人の主張は、対極に位置するほど異なりますが、
共通してるのは、評論家ではないという点です。

松藤さん、藤巻さん共に自ら巨大なポジションをとって、
その上で主張していますから、その言動には迫力があります。

同じポジションをとるかどうかは別にして、
私は、お2人共、好きなんです。

この本から何を活かすか?

さて毎回、松藤さんの著書を記事にするたびに、
金ETFの状況を確認してきましたが、
現在は、東証に金ETFが上場してから数ヶ月が経過しました。
(2008年9月時点)

 

取引値だけ見ると、こなれてきた感じもしますが、
出来高があまりにも少なすぎて、
私は今のところ手を出す気になれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント2件

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merc

はじめまして

始めましてmercといいます。
すごい良いブックレビューですね。
本の内容がパキッとわかります。

私もフォトリーディングを使ってブックレビューしてますので良かったら遊びにきてください。

2008年09月05日 (金) 12:53

ikadoku

mercさん

はじめまして。

最近話題のフォーカスリーディングについて
記事を書かれているんですね。
私も、これから読む予定ですので、
読み終わってからmercさんの該当記事を
拝見したいと思います。

2008年09月05日 (金) 14:22