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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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会社を辞めたいと思ったとき読む本

満足度★★★
付箋数:20

さくら舎の古森さんに献本いただきました。
ありがとうございます。

サラリーマンとして働いている方で、
「会社を辞めたい」と思ったことがない方は
ほとんどいないと思います。

今の会社に留まるか、辞めるかは、
誰もが持つ、共通の悩みです。

一度、嫌なことがあって辞めたいと思うと、
事あるごとに、辞めたい気持ちが強化され、
最終的に退職してしまう人も多いでしょう。

辞めたい気持ちが強くなると、
目の前のことしか見えなくなるので、
客観的な判断ができなくなります。

その結果、しばらくすると退職や転職を
後悔するケースも少なくありません。

転職も何度か経験すると、デメリットも
十分に見えてきますが、そのときには
履歴書に傷がついています。

転職歴の多さや、1社の勤務期間の短さで、
本当に働きたい会社では採用してもらえない
こともあるでしょう。

  「勇気をもって転職活動に踏みだす。
  そこからは適職に出会うための苦労が
  続いていく。こういう状況の中で、
   “すぐに適職に出合うのは難しいから、
  何度か転職を経験して見つけていきたい” 
  という考えの人がいますが、これは転職が
  何たるかをまったく理解できていない人です。
  一社目の転職、即ち、はじめての転職を
  大失敗してしまった人は、二社目で
  リカバリーするのは難しいです。」

つまり、転職は、一社目が関ヶ原。

ここで失敗すると、転職するごとに条件が
悪くなる、負のスパイラルが待っています。

それだけ最初の退職・転職は、これ以上ない
ぐらい、慎重に考えるべきものなのです。

本書は、「辞めたい」と思っているあなたに、
正しい判断をしてもらうための本です。

辞めたい思いが日に日に強くなって、
周りが見えていない人が、
辞めて後から後悔しないように、
冷静に判断する手助けをしてくれます。

著者は、自身も4回の転職を経験して、
その後に人事研修コンサルタントとして
独立した門脇竜一さんです。

4月に入社して、既に辞めたくなっている方や、
ボーナスをもらったからそろそろ辞めようと
考えている方は、一度、目を通しておいた方が
いいかもしれません。

自身の転職経験と、人事研修で得た豊富な情報を
もとに、「会社を辞めたい」と思ったときに
どのように行動すべきかを「退社希望の動機別」
に案内しています。

辞める選択が正しいのか、留まる選択が正しい
のかは、その方の状況次第です。

数年経ってから、あの時の判断が正しかったか
どうかがわかるもです。

また、一度辞めると決めたり、
いつでも辞められると考えるだけで、
いままで嫌だった仕事が、意外とそうでも
なくなることもあります。

  「私は、転職するなとは申しません。
  選択肢として、 “転職の繰り延べ” もある
  ということを必ず頭に入れておいてほしい
  のです。」

タイムマシンに乗って、未来の自分を見に行く
ことはできませんが、本書では、辞めた後の
自分姿を想像させる実例が沢山紹介されています。

門脇さんは、サラリーマン時代は人事を経験し、
現在は自身の会社を経営していますから、
雇う側の視点も交えて解説されています。

転職希望者が、企業からどう見えるかも
書かれていますから、多面的に判断をする
手助けをしてくれるでしょう。

本書は、ポイントを絞った書き方をしていません。

そのため、少々まどろっこしく感じる人も
いるかもしれません。

しかし、会社を辞めるかどうかは、
急いで判断すべきではないので、じわっと伝わる
スタイルの方がいいのだと思います。

この本から何を活かすか?

本書では、「出戻りはしないに限る」と
アドバイスされています。

個人的には、これは会社の方針によると思います。

日本ではまだ少ないのかもしれませんが、
退職した人を積極的に受け入れる会社もあります。

元従業員と強固なネットワークを作って、
「ブーメラン社員」の受け入れに力を入れている
ような会社では、出戻りは有効な選択肢です。

そのような会社では、一度辞めて他の会社で
経験を積んだ人を、有効活用しているのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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