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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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人生を変える断捨離

満足度★★★
付箋数:21

ダイヤモンド社の平城さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

やましたひでこさんが『新・片づけ術「断捨離」
を刊行したのは2009年のことでした。

もともとは、「執着」を手放すためのヨガの
行法哲学、「断行」、「捨行」、「離行」から
着想を得て、日常生活に応用したものでした。

「断捨離」という音の響きも心地よく、
2010年には流行語大賞にもノミネートされ、
広く認知されるようになりました。

ところで、あなたは「断捨離」という言葉に
どのようなイメージを持っていますか?

世間的には、「断捨離=モノの片づけ」という
印象を持っている人が多いことでしょう。

あるいは、「捨てる」に忍びないモノを
思い切って手放し、スッキリすること
というイメージの方も少なくありません。

もちろん、これらの考えは間違いではありません。

しかし、断捨離の提唱者のやましたさんは、
このような状況を少し「残念」に思っています。

なぜなら、モノの片付けは、あくまで断捨離の
入口にしか過ぎないからです。

断捨離は、「もったいない」という固定観念に
凝り固まってしまった「心」を解放するもの。

  「単なるモノの片づけでも、捨てることでも
  なく、閉塞感いっぱいの人生に “流れ” を
  蘇らせるもの」

断捨離によって、執着がなくなると、
余裕が生まれるのは、家や部屋だけでなく、
あなたの「心」の状態が変わるのです。

その結果変わるのは、あなたの「人生」です。

断捨離では、自らコントロールすることを
手に入れるので、何かに固執せず、
主体的に生きられるように変わります。

  「 “高い視点・広い視野・深い洞察” 、
  つまり俯瞰的な思考を獲得することが
  できます。本当の意味で “自在=あるがまま
  でいられて自然” な状態で生きられるのです。
  そして、そこには “ごきげん” なあなたが
  きっといるはずです。」

正直、私も本書を読む前は断捨離について、
けっこう侮っていました。

片づけができない主婦向けの「整理術」、
ぐらいにしか思っていませんでした。

しかし、断捨離で最も解放されるのは
「心」であることを考えると、
人生の愉しさが実感できるようになる
というのも納得感があります。

片づけは、きっかけに過ぎないのです。

また、本書で面白かったのは、
断捨離で「空間」を作れるようになると、
コミュニケーションが改善するということ。

「間」に対する感覚が良くなるので、
他者とのコミュニケーション力が
格段に向上するようです。

確かに、人間関係には、
時間と空間の密度が大きく影響します。

お互いの距離が近すぎても離れすぎても、
接触の頻度が高すぎても低すぎても、
機能不全を起こしてしまいます。

断捨離で、「間」をコントロールできる
ようになれば、自然と人間関係も良好に
なるようです。

  「断捨離とは、 “間” の創出でもあります。
  その積み重ねが、時間の “間” となり、
  言葉の “間” となり、ふれあいの “間”
  となり、その時、その場で人間関係に
  最適な “間をもたせる” ことになるのです。
  人生の達人とは “間” の達人です。
  そんな “間” の術を、日常生活で
  楽しみながら手に入れよう、
  というのが断捨離の提案です。」

本書は、断捨離の持っている本当の力が
よくわかる本でした。

  第1章 だから、あなたは捨てられない
  第2章 これが断捨離のメカニズム
  第3章 断捨離が人生を変える
  第4章 断捨離で「ごきげん」に生きる

この本から何を活かすか?

やましたさんは、「成功」をテーマにした
多くのビジネス書や自己啓発書には、
共通する3つの原則があることに気づきました。

  ・今に生きる
  ・結局は自分
  ・与える

これら3つの原則は、執着し過ぎていると、
できないことなので、断捨離にも通じます。

特に、断捨離の「捨」は、本来は「施す」
という意味も持つので、「与える」ことに
つながるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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