活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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「99%の人が知らない」 人生を思い通りに動かす大富豪の教え

満足度★★★
付箋数:24

サンライズパブリッシングの樋口さんから
献本いただきました。ありがとうございます。

本書の著者、水野俊哉さんは、かつてベンチャー
を起業しましたが、上場の一歩手前のところで、
業績が急激に悪化し、取締役を解任されました。

さらに、その会社に個人保証を入れていたため、
3億円の負債を抱えることになります。

莫大な借金と同時に水野さんが得たのは、
余りある時間。

その時に、水野さんが選んだ道は、
「成功本」をむさぼり読むことでした。

自らを実験台として、成功本に書いてある、
成功法則をすべて実践し、研究に専念。

その結果生まれたのが、処女作にして
10万部を突破するベストセラーになった
成功本50冊「勝ち抜け」案内』でした。

その後、毎年、数冊の本を執筆するようになり、
セミナーや講演、経営コンサルタントとしても
活躍しています。

経済的にも裕福になり、2013年には小田原に移住。

仕事よりも、家族との生活を優先するように
なりました。

最初の本を出版してから、約10年。

本書は、水野さんにとって通算22冊めの本です。

小説形式で書いた本としては、2011年に刊行した
幸福の商社、不幸のデパート』に続く、2冊目。

本書は、これまで水野さん読んできた本の知識と、
どん底から成功するまでの実体験をベースに
書かれています。

小説の中の登場人物に、水野さん自身を反映した
読むだけで古今東西の「成功法則」が身に付く本。

主人公の橘拓也は、IT系スタートアップ企業に
務める20代後半の青年です。

入社5年目で、一人前に仕事ができるようになり、
起業家向けセミナーの主催も任されるように
なっています。

しかし、同時に自分の将来について漠然とした
悩みや迷いを感じるようになっていました。

橘は関西でのセミナー運営が無事成功し、
東京に新幹線で帰る際に、自分へのご褒美として、
グリーン車に乗ってみることを決断します。

そこにはいつも乗る自由席とは全く違う空間で、
風景も違って見えました。

橘は、そのグリーン車でたまたま隣の座席に
乗り合わせた、神宮寺雄三と出会います。

神宮寺は、紺色のポロシャツに、明るいブルーの
ジーンズというシンプルな服装でも、
「上の世界の人」を感じさせるオーラを持った
40代の男性でした。

橘は、神宮寺の座席の脇に置いてある
茶色のブックカバーをかけた本を見て、
「どんな本を読まれているんですか?」と
話しかけます。

  「あなたは本を読みますか。本はたくさんの
  ことを教えてくれる偉大な教科書であり、
  情報源なんですよ。」

「情報源?」と聞き返す橘に対し、
神宮寺はさらに説明を続けます。

  「そうですよ。本に載っていることはすべて
  情報です。大切な情報もあれば、何の役にも
  立たない情報もある。だけど、それはすべての
  人間に同じように当てはまるわけじゃない。
  ある人にとっては意味のない情報だったものが、
  読む人によっては人生を変えるぐらい大きな
  意味を持つことがあるんです。
  それが本というものですよ」

話を聞いてみると、神宮寺は起業家として
成功した人物であり、橘はそんな上の世界の
人からアドバイスをもらう機会を得ました。

神宮寺は、途中でやめないことを約束に、
自分が成功する前の若い頃にやったことを
橘に教えるとオファーします。

  「まず100冊。100冊の本を読んでごらん」

これが拓也に出された最初の課題でした。

その後、橘は定期的に神宮寺の豪邸に通って
「成功法則」のレッスンを受けることになります。

そして、悩みながらも成長し、最終的には
起業家として成功し、幸せな人生を手に入れます。

本書は、20代の平凡なサラリーマンだった橘の
成長に合わせて、成功のためのエッセンスが
学べる本です。

巻末に参考文献があえて記載されていないのは、
これまで水野さんが読んできた全ての本が
何らかの形で反映されているからです。

物語としても読み応えがあり、数千冊の本の
いいところが凝縮された、成功へショートカット
できる本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「僕は自分の分身を作るとき、ルールを
  作るようにしている。例えば意識しているのは、
  分身たちにはできることや得意なこと、
  やりたいことをやってもらうっていうルールかな」

これは本書の登場人物で、橘と同世代の成功者、
光原の言葉。

成功のパターンを見つけて軌道に乗せた後に、
やるべきこととして、「自分の分身をつくる」
ことを挙げています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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