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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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イーロン・マスク 世界をつくり変える男

満足度★★★
付箋数:23

  「地球環境が汚染されていくのなら、
  火星に移住すればいい。
  ロケットだって、飛行機のように何度も
  同じ機体を使えばいいじゃないか。
  私なら、100分の1のコストを実現させてみせる。」

イーロン・マスクさんがこのような
発言をしたとき、誰もが耳を疑いました。

そして、ほとんどの人は、
「そんな夢のような話、実現できっこない」
と思ったことでしょう。

しかし、その途方もない夢が、
少しずつでも実現する様子をみると、
「本当に火星に移住できるかもしれない」と、
当初マスクさんの発言を疑っていた人でも
期待を膨らませています。

マスクさんは、2002年に「スペースX」を
創業した後、わずか6年で宇宙ロケット
「ファルコン1」の打ち上げに成功します。

さらに、その9倍の推進力を持つ「ファルコン9」、
宇宙船「ドラゴン」と、次々に開発を成功。

ドラゴンは、地球軌道周回を成し遂げ、
国際宇宙ステーションへのドッキングを
民間企業として初めて成功させました。

私も、これくらいならマスクさんのことなので、
実現しても「さすが」としか思いませんでした。

しかし、発射成功したロケットのコア機体が
逆噴射して地上に帰還した映像を見たときには、
「ついにここまで来たか」と感動を覚えました。

特に、ファルコン・ヘビーが2機同時に、
着陸する映像は圧巻でした。

  「スペースXは、人々が不可能だと思う任務を
  成し遂げる会社だ。我々が目指すゴールは
  ムチャクチャに野心的だが、私たちはそれを
  実現する。」

マスクさんが掲げる理想、描く未来は、
人々をワクワクさせます。

  「本書では、イーロン・マスクの
   “破壊的実行力” を生み出す14のルールを
  抽出して、彼の型破りな戦いでの輝ける成功と、
  目を覆いたくなるような失敗を紹介しつつ、
  イーロンの考え方や行動を紐解いていきたい
  と思っています。
  ともすれば現状に安住しようとする私たちが、
  世界を作り変え、未来を創造しようと奮闘する
  イーロン・マスクから学ぶ点は数多く
  あるはずです。」

著者は、これまでにも何冊かマスクさん関係の
本を執筆している竹内一正さん。

当ブログでも過去に竹内さんの著書では、
史上最強のCEO イーロン・マスクの戦い』と
イーロン・マスクの野望』の2冊を紹介済み。

本書では、どんどん成功事例がアップデート
されるマスクさんの会社、スペースXや
テスラ・モーターズの事例を交え、
「枠にとらわれない思考法」を学びます。

また、マスクさん以外の成功者として、
スティーブ・ジョブズさん、ラリー・ペイジさん、
チェスター・カールソンさん、松下幸之助さん、
盛田昭夫さんらのエピソードも紹介し、
成功者に共通する思考を探ります。

本書は、イーロン・マスクさんの半生記
ではなく、また直接インタビューを
行こなっているわけでもありません。

様々なソースから取ってこれる
マスクさんの発言やエピソーをベースに
書かれています。

半世紀的なものを期待して読むと、
知っている内容が多いと思うかもしれませんが、
本書の目的は違います。

あくまでマスクさんの思考や行動から学び、
自分の仕事や生活に応用することなので、
その点を履き違えずに読むと、
得ることがある本だと思います。

この本から何を活かすか?

個人的に印象深かったのは、
テスラ車の自動運転で死亡事故が
起こったときのマスクさんの対応です。

実際には、運転者が過度に自動運転に依存し、
警告が出ていたにも関わらず、ハンドルや
ブレーキの操作を、一切自分でしなかった
ことが、事故の大きな原因でした。

当初、この事故が起こったときには
その原因がわからず、「自動運転は危険、
即座に使用を中止せよ!」と反対意見が
膨れ上がりました。

このとき、マスクさんは世間の批判に
毅然とした態度で反論し、自動運転使用の
継続と、さらなる開発を続けました。

  「テスラのオートパイロットを使って
  ユーザーたちが走行した距離は合計約2億Km
  以上になり、今回が初の死亡事故である。
  統計的には、米国では1.6億Km走行で1件の
  死傷事故が起きており、それらを比較すると
  オートパイロットは人間よりも優れている
  と判断できる」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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