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ikadoku

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「おカネの天才」の育て方 一生おカネに困らないために、親が子供に伝えるべき「おカネの話」

2018年02月20日
マネー一般 0
満足度★★★
付箋数:24

子供に金銭感覚を身につけさせる方法として、
お小遣い制が役に立つと思っていませんか?

あるいは、子供にお金について学ばせるために、
10代のうちから株取引口座を与えて、
株式市場について教えようとしていませんか?

私たちは、お金について教わる機会が、
ほとんどありません。

そのため、お金の教育に関しては、
多くの「間違った思い込み」があります。

本書は、親が子供に教えるべきお金のこと
についてまとめた本です。

  「あなたの子供もおカネの天才になれる。
  ちょっと説明させてほしい。
  パーソナルファイナンスに関して、
  ほとんどの人が知らないことがある。
  それは、学ぶべき大切なことはほんの少し
  しかない、ということだ。
  賢いお金持ちにはそれがわかっている。
  問題は、一般の人(とその子供)に、
  必死でその教えを忘れさせようとする輩が
  いるということだ。」

本書では、就学前、小学生、中学生、高校生、
大学生、そして社会人の6つの年齢層に分けて、
お金との正しい付き合い方を説明します。

著者は、アメリカでパーソナルファイナンスの
第一人者として活躍するベス・コブリナーさん。

オバマ大統領の金融教育諮問委員会のメンバー
も務めた女性です。

セサミ・ストリートに出演して、
エルモに貯蓄を教えたこともあるようです。

コブリナーさんは、最初に子供とお金の話を
するときの14のルールを示しています。

 1. まだ早いと思う時期から話を始める
 2. 年齢に見合ったことを教える
 3. エピソードを話す
 4. 数字を使う。数字嫌いでもかまわない
 5. 自分のおカネのしくじりについてウソを
  ついてはいけない。
  ただし、あけすけすぎてもいけない。
 6. いくら持っているかについて、ごまかさない
 7. おカネに関する親の弱みは脇に置く
 8. 夫婦の間のおカネのもめごとは、子供に
  見せない。子供を間に立たせない。
 9. 子供におカネばかり与えていると、
  おカネのスキルは身につかない
 10. 家族のみんながおカネの会話に参加する
 11. 男女格差を作らない
 12. セレブのリアリティ番組を見せない。
  子供にそんなライフスタイルを真似させる
  ことになってしまうから
 13. 時と場所を選んで話し合う
 14. 子供の前で大盤振る舞いをしない

お金に関しては、何でも子供に打ち明ける
ことがいいわけではありません。

当然、子供には教えなくていいこともあります。

例えば、親の収入。

実際に親がいくら稼いでいるかを具体的に
子供に教える必要はありません。

こういった点、ひとつひとつについて、
なぜそうすべきなのか、あるいは
そうすべきでないのかについて、
本書では、細かくアドバイスしてくれます。

親がお金に関して、あまり詳しくなくても、
本書は原理原則にそった教え方をしているので、
子供と一緒に学んでいくことも可能です。

本書は、貯金や節約だけの話に偏ったり、
あるいは投資の話だけに偏ったりすることなく、
全体的にバランスよく書かれていると思います。

ただし、アメリカと日本では、お金に関して
いくつか事情が異なるので、その点は考慮して
読まなければなりません。

特に教育費と医療費は、大きく環境が違います。

その点を割り引いて見ても、
本書は、なかなかいい本だと思います。

この本から何を活かすか?

コブリナーさんは、本書で「保険」についても、
語っていますが、その中で入る必要のない保険
についても言及しています。

その1つが、日本でもよく見られる、
「家電の延長保証」です。

  「企業にとってはドル箱だが、消費者にとっては
  たいてい損になる。」

買ったばかりの商品が壊れたらもったいない
という気持ちで入ってしまう人もいますが、
コブリナーさんは、「入る必要なし」と
一刀両断しています。

私も、家電の延長保証は必要ないと考えています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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