活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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それ、なんで流行ってるの? 隠れたニーズを見つけるインサイト思考

満足度★★★
付箋数:23

「マイルドヤンキー」、「さとり世代」、
「伊達マスク」、「女子力男子」、
「ママっ子男子」・・・

これらのキャッチーな言葉は、
実は同じ方が生み出した流行語です。

生み出したのは、博報堂ブランドデザイン
若者研究所リーダーの原田曜平さんです。

「ZIP」、「ひるおび」、「ホンマでっかTV」
にも出演しているマーケティングアナリスト。

「ホンマでっかTV」へ出演した際には、
ブラックマヨネーズの小杉竜一さんから、
同じ薄毛であることから「兄貴」と
呼ばれていますね。

原田さんは、自分が作った流行語や、
近年のヒット商品を分析した結果、
ある結論に達しました。

その結論とは、「ヒットしたモノはすべて
因数分解できる」ということでした。

  「ヒットしたモノには必ずある程度明確な
  理由や原因があり、成功因子で分解できる、
  ということです。裏返していえば、
  ヒットするモノを構成している成功因子を
  知ることができれば、ヒット商品や
  サービスを逆に生み出すことができる、
  ということにはかなりません。」

では、実際にヒットしたモノを因数分解すると、
そこには何か共通点はあるのでしょうか?

  「ヒットしているモノを因数分解すると、
  間違いなくそこには優れた強いインサイトが
  隠されています。」

インサイトとは、「消費者のツボ」や
「消費者の潜在ニーズ」と訳される言葉。

広告・マーケティング業界では、
「人を消費行動に駆り立てる要素」として
考えられる重要な概念です。

ある言葉が流行語になるのは、
誰もが言いたかったけれど、口から出て
こなかった言葉を、うまく言い当ててくれた
と感じるからです。

「そう、それ!」と思わず言ってしまう
ような言葉が流行語になります。

  「広告づくりという行為をシンプルに説明
  するなら、“ インサイトを表現化すること” 
  に尽きます。そのインサイトを導き出すのが
  マーケティングの仕事、表現するのが
  クリエイティブの仕事です。」

ですから、「伝え方」をあれこれ考える前に
本質であるインサイトをしっかり掘るべきだと
原田さんは言います。

インサイトが9割、伝え方は1割の割合に
なるくらい、インサイトは重要なのです。

本書は、「カープ女子」「双子コーデ」
「君の名は。」「うんこ漢字ドリル」など
様々なヒット商品から、ヒットの方程式を
探ります。

隠れたニーズを見つける「インサイト思考」が
できるようになるための本です。

インサイトは広告業界では古くからある
当たり前の概念ですが、まだ一般には
十分に理解されていません。

本書では、インサイトとは何かについて
わかりやすく解説します。

インサイトは広告業界だけでなく、
すべての業界において、ヒットを作るための
最も重要な鍵になっているのです。

  第1章 「マイルドヤンキー」「さとり世代」は
     なぜ流行語になったのか?
  第2章 ヒット商品に共通する、ひとつの法則
  第3章 クリエイティブ・ブリーフを
     作ってみよう
  第4章 インサイトを見つけるには
  第5章 若者のインサイトを探る

この本から何を活かすか?

インサイトはインタビューや調査によって、
見つけていきます。

原田さんは、その際に必要な4つの力を
挙げています。

  1. 違和感力
  2. 作家力
  3. 超受容力
  4. 記憶する意思

この中で注目したいのは「違和感力」です。

「気づく力」「疑い力」とも言い換える
ことができる力です。

相手が「何を言っているかではなくて、
なぜ言っているか」に注目するといいようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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