活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

ACTION! トヨタの現場の「やりきる力」

満足度★★★
付箋数:23

  「同じ事象が起こっても、捉え方は人それぞれ
  です。その “ものの見方” や “捉え方” が
  異なる時点で、その後の人生が大きく変わる
  のではないかと思います。
  この本で書いたようなActionの考え方を
  常に意識することで、 “ものの見方” は
  変わっていくはずです。 “ものの見方” が
  変われば、行動が変わります。
  行動は習慣になり、性格として定着します。
  その性格は運命を変え、人生が変わって
  いくのです。」

本書の著者、原マサヒコさんは、
はじめは神奈川トヨタ自動車に
現場のメカニックとして入社しました。

トヨタの現場で、独自のカイゼン手法や
PDCAなどのActionを叩き込まれ、
現在は独立し、Webマーケティングの会社を
経営している方です。

本書では、トヨタの現場で学んだ4つのAction
について解説します。

1つ目のActionは「行動力」。

結果を出すためには、実際に行動するしか
ないので、一番の成功の秘訣は、
理論よりも、「まず動く」ということです。

トヨタでは、「巧遅より拙速」という
発想が基本で、完璧より完了を目指します。

また、指示1つとっても「SMARTの法則」で、
具体的に伝えられます。

「ネジをしっかり締めろ」などの抽象的な
表現は使われず、「105N・mで締める」など
具体的に数値が入った指示が出されます。

2つ目のActionは「振る舞い」。

結果を出す人は、普段の振る舞いが違います。

運やツキも、入念な準備をして迎え入れる
体制を整えているからこそ巡ってくるのです。

また、トヨタの現場で、何かトラブルが起こった
ときには、「人を責めるな、仕組みを責めろ」
という社風があるようです。

これは人材育成にもつながりますし、
同時に再発防止にもなる考えですね。

3つ目のActionは「作用」。

自分の力を最大限作用させるために、
本来の目的を明確化します。

考えることを諦めて「ルールだから」と
諦めてしまうことはしません。

ここで出てくるのがトヨタで有名な
「なぜ5回」の考え方です。

問題発生時にモグラ叩きをせずに、
根本的な問題を正確に把握するために、
なぜを5回繰り返します。

4つ目のActionは「カイゼン」。

さらに成長するために、カイゼンは必要です。

これはPlan、Do、Check、ActionのPDCAを
回すことに他なりません。

目の前の仕事に対して、「もっと良くしよう」
とカイゼン活動することこそが仕事です。

ですから現場の作業で、言われた通りに
やっただけでは、仕事とはみなされません。

逆に「お前、言われた通りにやって
どうすんだよ・・・」と怒られることも
あるそうです。

自分の頭を使って、以前よりも少しでも
いい状態にすることを常に考えることこそが
重要だと叩き込まれるのです。

本書で解説されている4つのActionは、
誰でも身につけることができる行動習慣で、
言わば一種の技術です。

この4つの技術は、どんな業界や職種
であっても使えると思います。

それは、原さん自身が全く畑違いの業界で
起業し、成功ていることで証明しています。

この本から何を活かすか?

リーダーやマネジャーは、部下から力を
引き出すために、自らが「助けられやすい人」
になることも必要です。

本書では周囲から助けを得る5つのポイントが
紹介されていました。

  1. 話を聞くための姿勢と空気を作れ
  2. ジャッジをしないこと
  3. 尋問や詰問をしてはいけない
  4. 何ができるかを一緒に考えてあげること
  5. 自分を頼りにしてくれたことへの感謝を

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/3212-9ad170b2

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT